2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ファーストインプレッション

作品(ゲームや小説、映画に漫画など)に触れた時、どちらかと言えば、初見の感覚を大事にしている。何度も読んでだり、遊んだりした後の感想は、あまりあてにならないと思っている節があるからだ。 何度も読んでいたり、観ていたり、遊んでいたりすると、ど…

快適さの局所最適解

最近、恐怖を抱いている。在宅勤務になってから、ストレスがほとんどなくなってしまったためだ。以前なら、調子のいい時はなんだかんだ仕事に行っていても、次第に体調や精神が狂っていき、限界が来たら、環境を変えるというループに陥っていった。これはこ…

ローグライクゲームとの相性

いわゆるローグライクゲームが昔から長く続かない。ランダムセットアップの後に、短いゲームをやるという意味では、シヴィライゼーションのようなシミュレーションゲームもローグライクに似ていると思うが、こっちのタイプのゲームは好きだし、長くやってい…

人の側面

自分が書いたもの、ツイッターとかブログとかを読んでいると、話題が混じり過ぎていて、嫌になってきてしまう。どう考えても、メギドと映画・ゲームとボードゲームと思考未満と別枠にした方がいいことはわかっているのだけれど、どうにもわざわざ別のところ…

「メギド72」の心深圏に関して

「メギド72」に心深圏というエンドコンテンツが実装された。これ自体は、あまりやる必要のないタイプのエンドコンテンツで、暇を持て余したソロモン王の遊び、というコンテンツだ。同時に、運営がメギドの根底的な面白さを再認識してもらうために設計され…

感情のやり取り

コロナ禍が一区切りつきそうで(終わるとは言っていない)、スポーツなんかも再開し始めるようだ。その時、スポーツを通じて元気を与えられたら、みたいなことを言っていて、なんかそれが本気で言っていると気付いてちょっと驚いた。 普段からスポーツ関係者…

覚醒よりの意識

あまり、目覚めるのは苦ではない。朝起きれないということはほとんどなく、普通に起きることができる。習慣づいてしまえば、アラームが鳴る前に基本的には起きれるぐらいだ。しかし、一定の時間に寝るということがどうしてもできない。眠れなくなってしまう…

「グノーシア」の感想

システム的には、デジタル一人用人狼なんだけれど、非常に良く出来ていて、とても面白かった。人狼というゲームは、突き詰めればメタゲームにしかなりえない。人狼系ゲームで、後発の良く出来たゲームでは違うのだけれど、人狼そのものでは、ゲーム内に人狼…

システムへの諦観

なんか、有名人が騒いだだけで法案が引っ込むなんてと怒っている人がいた。民主主義の崩壊だとまで言っている人がいたが、むしろそれが多数決なのでは、と思う。専門家や当事者がどう思うかより、大多数やそれを代表するということになっている議員が決める…

執念

ラブコメというか、青春の恋愛みたいな、そのむず痒さみたいなものを楽しめていないのだということがわかった。そう、恋愛モノ全てが苦手というわけではないのだ。好きな作品も「青春のアフター」や「やがて君になる」、「あの娘にキスと白百合を」など、枚…

蝶の夢なら良かった

睡眠が安定しない。ずっと眠れなかったり、その翌日でとても眠いはずなのにまた眠れなかったり、その後に急に眠れるようになったり、全く周期的にならない。 長時間眠ると、頭がぼんやりとしてくる。ゆえに理性が働かず、もっと寝たいと思うようになってしま…

再現性が全てにおいて大切だ

傑作を創る再現性のある作家にしか興味がない。いわゆる一発屋はどんな分野でも存在する。偶然、その時勢に合っていたり、自分の思い通りに創っていたら、傑作ができてしまった人たちだ。そういう人は、色々と模索をするだろうけれど、基本的には続かない。…

凹凸のない不毛の土地

だんだんと、日々が平坦になっていく。 社会人になったばかりの頃は、平日を毛嫌いしていて。それもあって、仕事の環境を変える際は、ひたすらに環境を良くする方向へと進めていった。残業を減らす。接する人を減らす。仕事も思考に合ったものに。そうやって…

過程をどう楽しむのかって話だよ

ラブコメが、で? ってなるという話を妻としていた。その過程で、特に青春的なむず痒いようなそれに無関心であるとかそういうことがわかったのだけれど、その時に妻が言っていた、アクションと同じじゃん? というたとえにしっくりときた。 確かにそうかもし…

デッキ構築に関する考え

デッキ構築のゲーム、つまり「ドミニオン」みたいなゲームなのだけれど、個人的には選択の余地があまりない、プレイ感が薄弱だと以前から感じていた。その理由を考えてみる。 デッキから手札を一定枚数引くというのは、言ってみればランダマイザを使用してい…

学生の夢

この間、大学に通っている夢を見た。その時、自分はすでにこんな歳なのに、大学に通っているなんて、と夢の中でも思った。しかし、大学はまだ年齢的に多様な学府だからまだいい。問題は今日、高校だか中学だかに通っている夢を見た、ということだ。しかも、…

盲目さ

来世はラーメン屋になりたいというツイートを見た。その話自体は、その来世について考えることによって、自分が求めるものの本質に気付いたという話なんだけれど、それは本当にどうでもよくて。つまり、僕が衝撃を受けたのは、こういう感じで多くの人が生き…

感性の問題

悪癖だと理解はしているのだが、本当にすごい傑作をそうだと感じられていない人間がいると、その人が言う面白い/面白くないを一切信用しなくなるという現象が発生する。例えば、僕は「コンスタンティン」が好きだけれど、これは傑作でないことは十分に理解…

自分本位

自分のために文章を書いている。僕がやることはどこまでも自分のためで、誰かのために行動することはない。誰かに奉仕することが快感であることは知っている。数多の人が誰かのために生きている。それは楽だ。遺伝子に組み込まれた快楽の対象だ。でも、僕は…

余時間

生きている必要はあるが、やる必要のあるものがない。生きてさえいれば、どうでもいい。やるべきことがなくて、ただ空虚な限りある時を生きている。人生は生きるには長すぎるが、死ぬには短すぎる。何もしないでいるには長すぎるが、何かをするにしては短す…

想像力が豊かな人になりたいと思うんだ

妻はよく虚空を見つめている。数時間という単位でぼんやりしていていることさえあるのだ。僕はそういうことができない。手元のゲームをやったり、本を読んだり、ネットサーフィンをしたりしてしまう。数分といった単位ではぼーとしていることもあるが、何も…

原始の恐怖

なぜ、人が嫌いなのかと考えた。 調べてみると、人が怖いという人が多かった。幼い頃にいじめられたり、罵られたり、といったことがあったせいだというのだ。僕はそうではない。いじめられていたのかもしれないが、少なくとも本人は気付いていなかったし、危…

「ブラス:バーミンガム」の感想

いわゆる白ブラス、「ブラス:バーミンガム」をプレイした。旧「ブラス」やそのリメイクである「ブラス:ランカシャー」はまだプレイしていないせいかもしれないが、ここ最近でかなり面白く感じた。翌日に再プレイしたほどだ。ここまで面白いと思うことは珍…

神聖視

生や死を神聖視できない。生死は当たり前のことだ。別に普通のことで、物理法則に従った結果でしかない。長く生きようが、生まれる前に死のうが、自殺しようが、志半ばに殺されようが、まあ、そうなったというだけで、特筆すべき物事のようには考えられない…

世界の存在説明

「世界はなぜ「ある」のか?」という本を読もうと思うので、その前に自分の考えをメモしておこうと思った。 まず、なぜ、ということが哲学的、思想的な意味であるのであれば、あるからこそ、あると問えるとしか言いようがないと思う。もちろん、「ない」世界…

社会が定義するもの

「どうして殺人ってしちゃダメなんですか?」という動画を観た。タブーに関する動画を上げている人がニコニコ動画にいて、その第2弾がそれだった。端的に僕の考えを書いておこうと思った。 まず、社会が殺人をタブーとしている理由は、そういう社会が最も利…

子孫繁栄

ちょっとこの間、誤解されているのかもと思うことがあったことを思い出したので、書いておこうと思う。それは、創作上でいわゆる子供を産み、希望の未来へ踏み出すということに対しての僕の感想だ。僕は、それに対して嫌悪感を持たない。例えば、あるSF作…

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」再視聴の感想

久しぶりに「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を観た。序、破、Qを一通り。思ったのは、当時劇場で観た感想と大きく違うことだ。 まず、全体的に古いと感じた。当時は、TVシリーズ当時の時代感を出しつつも、絵とかも含めて新しくリファインされたな、という印…

仮想の青春

正直に言ってしまうと、青春の感じが良くわからない。 中学生の頃のことはあまり覚えていないし、高校生の頃はバイトとアニメやゲームに精を出していて、それ以外のことはほとんどしていなかった。部活をやっていなかったし、好きな人なんかもいなかったから…

人間が好きな人間が嫌い

仕事中に暇すぎてTwitterのトレンドをみると、そこに個人名が載っていることが多すぎて辟易としてしまう。それは大抵、アイドルの名前だったり、有名人の名前だったりするのだけれど、そうであることを確認する過程で、信者のツイートが目に入ってきて、目が…