2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

30分、12話は長い

「ケムリクサ」を観た。別に悪い作品ではないし、部分部分でとても光っているところはあるのだけれど、決して名作と言える出来ではないし、好きと言える作品でもなかった。理由は単純で作品の時間と内容が釣り合っていると思えないからだ。 日本のアニメの基…

物語は麻薬

好きな作品は何度観ても泣けてくる。とても素晴らしいと思うのと同時に、この世界の何もなさにも泣けてくる。何しろ、この世界には本質がない。濁りきった、不十分なイデアの投影だけが存在する。それに虚しくなる。 思うに、物語は麻薬だ。それは純粋なイデ…

あの世で会えるみたいな奴

ほとんど病気のようだとわかっているけれど、ご冥福をお祈りしますとか、あの世で会えるみたいな話は嫌いだ。人間が今まで積み上げてきたものを否定されたような気持ちになる。 そもそも、それが出来ないから、皆は苦しみながらも生きているわけだし、一所懸…

映画館で観る意味

割と映画館で観てしまう方だ。最寄りの映画館にはIMAXが導入されていないので、基本的には1時間半ぐらいかけて少し遠出をして映画館まで行くことになる。往復で3時間なので、下手をすれば映画本体よりも時間がかかっているし、僕は嫌いな車の運転をし…

焦燥感の理由

いつもこんなことばかり考えているような気がするけれど。でも、脳内のリソースをかなり喰っている案件で、もし、これがただの誤解によるものだと認識できれば、余裕が出来るはずなので、つい検証をしてしまう。 まず、この焦燥感をどうして感じているか。こ…

危機感に全てが追いついていない

連休明けということもあり、危機感ましまし、焦燥感大盛りでお送りしている日々なのだけれど、やる気が湧いてこない。どうしてなんだろうね、これ。この焦りを消す方法って、ただがむしゃらに何かをやることだと思うのだけれど、どちらかというと心に思い浮…

労働に関して再び

仕事が嫌すぎてどうにか抜け穴がないか探すため、今一度、労働について考えて見た。 僕は労働を、時間やスキルを金に変換する行為であると位置づけている。そして、僕はこの時間を消費して、金にするという行為がまず嫌いだ。どうしてかというと、現代日本に…

努力の仕方

努力ができないタイプだと自覚している。それゆえに訓練とか努力とかについての本もよく読む。自分の足らないものを補いたいという意志はあるのだ。できるかどうかは別として。その中で、Deliberate Practiceという説があることを知った。僕の経験からすれば…

みんなすごいよ

本当にみんなすごいと思ってしまうよ。僕なんて虚無人間だから、余計にそう思ってしまう。 まず、センスがある人はすごいよ。ただ、シンプルな絵やアイコンを書いただけなのに、その形にまとまりがあるからすごい。なんとなくのキャラが可愛いのがすごい。単…

芝浜のサゲで泣きそうになる話

ふと頭の中で「タイガー&ドラゴン」のOPが流れたので、落語の事について適当に調べていた。その時、芝浜の概略を見たのだけれど、何度見ても最後で泣きそうになるなってことに気付いた。 この話は簡単に言えば、酒乱の男が大金を見つけて、それをあてに大…

仕事のチーム

いろいろとネットの海を徘徊している時に、偶然見つけた記事があった。 そこには、Googleのプロジェクトの概要が書かれていた。そのプロジェクトを「Project Aristotle」という。「全体は部分の総和に勝る」というアリストテレスの言葉から取られたこのプロ…

夢の登場人物

夢を見ている時、現れてくる人々ってどんな顔をしてますか? ということを訊きたがるのも、僕はそれが年齢と主に変遷していったことを知っているからだ。皆もそうなのか、知りたいという気持ちがある。 まず、物心ついた時から中学生ぐらいまで。そこの登場…

SF作品で気になるところ……

SF作品で気になるところがある。もっと言えば、ファンタジーでも気になる。 ・単位 さらっと年とか秒とか出されるとすごい気になってしまう。ギリギリ、日は許されると思う。日の出から次の日の出、みたいな定義が出来ると思うので。作中語から現代語へ違…

物語の生け贄

僕が物語の生け贄と呼んでいるキャラクターの役職がある。それは、物語上、盛り上げるために犠牲が必要な場面で、そこで死ぬために創られたキャラクターたちだ。僕は彼らが生け贄に捧げられるのが、本当に嫌いだ。 彼らはメインキャラクターの脇にいることが…

シリアスなのにギャグっぽくするのって、なんで?

僕が嫌いなものの一つに、シリアスな場面、シーン、カットなのに、ギャグっぽい要素を入れてくる奴というのがある。あれって、どうして存在するんですかね? 例えば、SWEP8のオープニングシークエンスなんかもそうなんだけれど。相手がギャグに付き合っ…

結局のところ……

ここ最近、どうにも鬱々としていて、気持ちが晴れなかった。どういう時にそういう気持ちになるのか、人によって異なるものがあると思うけれど、僕の場合には生活が安定してきた時にそうなるのだよね。仕事が落ち着いてきたり、新居に慣れてきたり、そういう…

馬鹿にしている

どうにも僕は世界を、社会を、人々を馬鹿にしているようで、よくそれを指摘される。何というか、この世界は等価に無価値なので、しかも、何故かそれを理解している人が少ないので、それを皮肉だと思ってしまうのがいけないのかもしれない。 幼い頃、僕の周り…

ヴォーソスなので……

フレーバーを表しているデータが好きだ。それはRPGだったり、TCGだったり、TRPGだったり、ボードゲームだったりで思う。これは僕が物語や科学を愛している理由と根幹が同じだと思っている。つまり、理由が欲しいのだ。 例えば、剣士の攻撃が射程1…

一日三時間ぐらいで生きている

仕事と食事等の生存に必要な時間を差し引くと、平日に残った時間は3時間ぐらいしかない。とても正気だとは思えない。本当にこんな時間しか生きていなくて、他の人たちは平気なの? って思ってしまう。 例え貧乏だろうが、備えが無かろうが、人生が極端に圧…

その日暮らし

ある性格診断で、その日暮らしという性質が強く出た。僕は納得した。そうだ、僕はその日暮らしがしたい。安定している必要なんてない。最後はのたれ死ぬで結構。ただ、退屈な人生を無意味に空転させる日々なんか欲しくないんだ。 安定というものが、あまり好…

面倒な作業

僕自身は必要ないのだけれど、色々あって確定申告をしている。本当に面倒な作業だ。これに国民のどれだけの労働が費やされているのだろうか。他にもいろんな手続きがあるけれど、かなり面倒というか、その仕組みを維持すること自体にめちゃくちゃコストがか…

頭ではわかっているのに

頭ではわかっているのに、体が追いつかないという状態が嫌いなようだ。僕が音ゲーや格ゲーが苦手かつあまりやろうとしない理由もそこにあって。つまり、理解という段階に重きを置いて、実行という段階に重きを置いていないんだよね。TCGやRPG、ボード…

目的と手段が逆転している

皆、創作をしている人は、何か表現したいものがあって、自分の内からこみ上げるものがあって、それを出力しているわけでしょう。僕はそうではなくて、だだ、日常に価値を見いだせなくて、意味があると思えるのは空想の世界だけで、だから、この無意味な人生…

あまり金は欲しくない

どうして僕が金銭をあまり欲しいと思わないのかということを考えていたのだけれど、これ、チートっぽくて嫌いなのだとわかった。つまり、金とは万物におけるほとんど万能な解決器であって、これを使っても達成感というより、無気力感が勝ってしまうのだ。 僕…

褒められるのが苦手

どうにも、褒められるとむかむかして落ち着かなくなってきて、次第にその人が嫌いになってきたりする。どうしてかということを考えていたのだけれど、きっと、僕はその人や、その背後に存在する社会みたいなものが嫌いで、そこから褒められているのが気にく…

理屈が欲しい

理屈が欲しいと感じることが良くある。たとえば、ホラーやファンタジーなどで、唐突に何かの展開になって、そのまま理由が説明されていない時なんかによく思う。現実世界においても、誰かが決めたこととかに対して同じことを思う。なぜなら、理屈が無ければ…

誰かが怒っていると萎縮してしまう

特に僕が幼い頃、父は非常に怒りっぽかった。還暦に近づいた今ですら、短気で頑固である彼に若気が足されているのだから当たり前である。僕には弟と妹がいるが、その両者を足した数よりも確実に怒られているし、殴られている。そのせいか知らないのだけれど…

出来が良すぎる作品に触れると死にたくなってくる

たまに、本当に出来の良い作品に触れられることがある。今回は「スパイダーマン:スパイダーバース」だった。本当に素晴らしく、ただただ感動した。でも、そうなると同時に死にたくなってくる。どうして、僕はこんな人生を歩んでいるんだ? 完璧に近づこうと…

やることを増やせばいいわけでもない

ソシャゲとかやってると、よく廃人的な周回を前提としたシステムが登場することがある。それは工夫で短縮できるものではなくて、ただ時間をどれだけ掛けたかが求められることが多い。逆にしっかりと考えられたものしか用意しないために、コンテンツが少ない…

気が重い日

今日も楽しいことを書こうと思ったのだけれど、妙に気が重い。色々、やろうと思ったこともあったはずなのになぁ。こうやって、無駄に一日、一日が過ぎていった結果がこれなので、まあ、いつも通りと言えばいつも通りだ。残念なことだけどね。 体を動かすため…