2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

想像の病死

難病にかかった人のブログや本などをよく読む。多くの人がそうであるらしいように、元気や勇気をもらうためではなく、自分もそうなる可能性があり、そうならなかったのは紙一重なのだと確認するためだ。 ただ、あるタイミングで一気に読むということも多く、…

「メギド72」のライターの妄想未満

「メギド72」のシナリオライター、色々な証拠からこうだと思うという説をちゃんと書こうとしたが、ちょっとわからないことが多すぎるし、自信がなくなってきたので、現在の考え方を簡単にまとめた。 まず、複数人であることは確定。単純に仕事量が多いこと…

物語の妥協点

物語には妥協点がある。たとえば、敵になっているキャラが味方になる時、敵がしてきた悪事に対して、ある程度妥当だと判断できる罰を受ける、とか。禊なんて茶化されることもあるけれど。あるいは、ヒーロー映画で最終的に主人公が敵を倒すのも近い。こちら…

自死の社会的許容の条件

安楽死をどこまで制度化できるだろうかという話を妻としていた。 結局、誰もが死を特別視しすぎているが、軽視すぎているという結論に僕は至った。その辺の人たちの死へのスタンスは、僕が一生理解できないだろうと思っていることの一つだ。 そして、二人の…

梵我一如

ボードゲームがしたい。一人でできることは、ほとんどやってしまった。一人でできることはやりたい時にやる。しかし、そうでないものは他人の都合があるから面倒だ。 僕はどうにも、何かに対して数をこなしたいという気持ちがあるようで、それでそのジャンル…

無限に休みたい

あっという間に連休が終わってしまった。平日がそれほど苦でもなくなったから、休日の価値が下がるかと思いきや、全くそんなことはないので笑ってしまう。やっぱり、休めるなら、無限に休みたい。 なんというか、働いているとその反動で消費してしまうリソー…

創作のコアである脚本

1話の出来が良い作品は多い。1話だけなら面白いというドラマや漫画も多い。なぜなら、1話でやることというのは大抵決まっているからだ。 1話には強いフォーマットがある。それをわざと外す方法も多いが、それすらもある程度パターン化されている。できる…

因果逆転

目的と手段が逆転してしまっている人たちを厭う気持ちが強い。 たとえば、マーケティングを中心として流行った作品は好きではない。なぜならば、創作はより良い作品を作り出すということが最大の目的であって、その結果として評価されるという因果であるべき…

ボードゲームに助けられっぱなし

義妹カップルとボードゲームカフェに行ってきた。ボードゲームというよりは、パーティゲーム中心だったので、いつもとはちょっと様子が違ったのだけれど、まあ、楽しいことには楽しい。ちゃんと面白いゲームを選んで遊んでいるというのもあるが。 それで思っ…

不向きなものなのだから、触れなければいいのに

多少時間に余裕があったので、FGOのイベントをやった。周回しなくて良いとのことで、今やらないと、この評判のいいイベントをクリアしないままに終わってしまうだろうから。(過去2度挑戦して、どちらも途中で辞めている) それで最小限進めてきたのだけれ…

普通の体調不良

体調を崩した。日記を見てみると、この時期はいつも体調を崩している。平均1.5回ぐらいは風邪を引いて、平均3日ぐらいは寝込んでいる。 いつものことなのに、今年は妙に気が張るから嫌だ。面倒くさい。 そもそも、どうにも貧弱なたちで、少し体を酷使す…

ボードゲームの分析に近い感想

最近、ボードゲームの分析記事を上げている。元々、そういうことを定期的にしたいという欲求はあったものの、衝動的に始めてしまった割に好評だ。 どうしてなのだろうと考えて気付いたのだが、意外にそういう記事がなかったのではないかという結論にたどり着…

「ファラオン」の感想のまとめ

note.com 「ファラオン」の感想のまとめです。文章が下手なので、どうしても長くなってしまいがちで困っている。

音楽

音楽が好きなのか? と聞かれることが多かった。おそらく、発売当時から歴代のiPod Classicを愛用していたことや、周囲を気にせずヘッドホンをつけていたからかと思われる。というか、普通に嫌味か。嫌味な気がする。僕はそういうのが察せられない愚鈍な人間…

虚無過敏症

おそらく、人より虚無感をいただきやすい体質なのだと思う。僕は別に虚無主義者ではないのだ。虚無感に過敏だと言うだけで。誰かが意味があると思ってやっていることに巻き込まれ、それが意味を持たないとわかっているだけでイライラしてしまう。その無意味…

緑の目

あまり嫉妬しないなーと思った。自分と他人を峻別する思考のせいかもしれないが。なんというか、嫉妬するというのは、可能だと思っていないといけないと思う。たとえば、鳥が自由に空を飛べることを羨ましがることはあるだろうが、嫉妬することはないだろう…

体調不良により帰宅

どうやら、体の調子が良くない。微熱もある。生きているだけで体力が持っていかれて、無限に眠くなってしまう。腹痛と体のだるさなので、コロナではなさそうだが。 そんな状態でも、仕事が発生してしまう。なまじ、在宅であるがゆえに無理せずに出来てしまう…

文字の羅列

ボードゲームの感想記事を書いていたら、横から見た妻によく長い文章が書けるね、と言われて、そういえばそうかもと思った。僕は記憶が曖昧になりやすく、概念がふわふわしている人間だから、自分で見つけたことや思ったことですら、文章化していないと落ち…

「グランドオーストリアホテル」のまとめ

note.com ボードゲーム、「グランドオーストリアホテル」の詳細なまとめです。

確率を間違って認識している人と出会う確率

確率に関して、結構誤解している人を良く見る。 まず、第一の勘違いとして、確率というのは偏る。よくあるのが、10%の確率のものが3回ぐらい連続であったり、ダイス目が6→6→6→……などと続いていると、おかしいだの、運の流れというものがあるだの、そ…

アナログな世界

死生観デッキのまとめをみた。ありきたりなX歳までに死ぬみたいな奴は、そういう奴ほどX歳で死なないので、どうぞご勝手に死んでくださいという感じで少し嘆息してしまった。人が勝手な利便性のために定義して、人の指が10本だから生まれた数値の型に基づ…

「ファラオン」の感想

エジプトテーマのアナログゲーム。5アクションの中からワーカープレイスメント的(消費するのはワーカーでなくリソースだが、枠の制限がある)にやりたいアクションを選ぶ。全5ラウンドで終わり、というシンプルなゲーム。基本的に各要素は他のゲームなど…

根幹的矛盾物質

季節感がなくなっていく。 気付いたら梅雨はまだ終わっていなかった。雨が降りやめば、夏が来るだろう。年々、実感がわかなくなっていく。妻が、ゲーム上での七夕イベントをやっていて、現実世界でも七夕が来た、ということに結びつくのに時間がかかったと言…

「グランドオーストリアホテル」の感想

「グランドオーストリアホテル」というボードゲームをプレイしたのだが、2人で2時間級のゲームとしては、ほぼベストと言っていい出来と感じた。その感想を簡単にまとめたい。 まず、ランダム性を許容できるようにするデザインが見事だ。あらゆるアクション…

最近、頭の中が穏やかだ。言葉が渦巻くこともなく、心が平穏でいられる。物事を考えることはできるが、考え込むことはなく、鬱屈した気持ちに巻き込まれることもない。ストレスがなくなっているのだろう。 健康的なのに、どこか怖いと感じる自分もいる。なん…

言語の定義

言葉の定義に細かい。相手の言わんとしているところが上手く理解できないことも多く、その○○というのは、こういう意味で話していますか、というのをよく聞く。逆に他の人たちは結構勝手な思い込みで文言を解釈して動き始めることがあって、そんなに僕と価値…

無の積み重ね

毎日が虚無であると、一日の終わりにどうしても考えてしまう。これを繰り返した先に意味はあるのだろうか。いや、意味などはそもそもないのだが、結局は自分が納得できるかというところだけなのだが、それが満たされないのではないかと思ってしまう。 なるべ…

「イーオンズ・エンド」の感想まとめ

note.com 「イーオンズ・エンド」というボードゲームの感想です。あちらに書きました。

それに色を与えているのは何か

ゲームシステムや、物語の構造を解析しようとしていたり、自分で作っていたりすると、急に物事から色相が消えうせる瞬間がある。血の通った存在に見えていたものが、無機質なものにしか見えなくなってしまう。芳醇なゲームプレイが、ただの数字のやり取りに…

作品のカイゼン

この間のゲームの感想なのだが、上げた後にいくつか感想の感想をもらって、その中に良い悪いだけでなく、代替案があるのが面白いというものがあり、それが印象に残った。というのも、別に僕は改良できると思う点を挙げて、その案を出すというのは、意識して…