無限に休みたい

 あっという間に連休が終わってしまった。平日がそれほど苦でもなくなったから、休日の価値が下がるかと思いきや、全くそんなことはないので笑ってしまう。やっぱり、休めるなら、無限に休みたい。

 なんというか、働いているとその反動で消費してしまうリソースがあると思うんですよね。心身の疲れを取るために休んだり、飲み食いをしたり、ストレスから衝動買いをしたり、時短のためにコストをかけたり。そういうものが存在するから、めちゃくちゃ働いて稼いでいる人も、結局は同じぐらい消費していたりする。そもそも、そんなに消費しなければ働く必要もないわけで。だから思ってしまうんですよね。もっと働かずにいた方が良いのではないかと、それらの生き方は本末転倒ではないのかと。

 この間、テレビを観ていたら、仕事に取りつかれていたが、心臓発作で死にかけ、今は巡礼をしているというフランス人がいた。そういうことなのだろうと僕は思ってしまう。名誉や賞賛、金銭よりも時間や自由が欲しい。ただそれだけのことで、現代では社会不適合者になってしまうのだけれど。