2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

それである必要性

気になってしまうことがある。代替性に関してだ。 誰かが、何かに熱中しているとする。現実でも、作中でも。そうなると、どうして、それでなくてはいけないんだ、といつも思ってしまう。他のものでも代替できるのではないか? そうなると、それである必然性…

思考の反映速度

思考と実行に断絶があるゲームは苦手だ。いや、ゲームに限らない。全てにおいてそうだ。考えて、こうだと選択したら、すぐに反映されて欲しい。それが遅いものは、何においてもやる気がしない。 だって、選択自体が面白いものなんだ。時間当たりの意味のある…

素面の人生

酩酊状態になれないのが、かなり大きな問題だと感じている。人々が自棄になると酒を飲むようなのだが、僕はひたすらにその痛みを直視することしかできない。いや、酔える体だとしたら、酔ったのか、酒を飲んだのか、というと、まあ、そうしなかっただろうな…

懐かしさ

ふと、ニコ動でエロゲメドレーみたいなものを見てしまって、色んな意味で死にそうになった。いや、15年も前なんですよ。びっくりしますね。人生のうちの半分であり、妻と出会ったばかりの頃であり、アニメとか見始めたばかりの頃であり……あれ、意外と今と…

残りの作業

人生はピクロスのようなもので、解いていない行自体はあるが、すでに絵は見えかけている。もはや、面白みもなくなった行を解くという行為を繰り返して、この絵を明確にしていく作業に意味はあるだろうか。いや、意味自体はそもそもないのだが、そうしたいと…

外見に惑わされる

変な夢を見た。 僕がテレビをつけて、ザッピングをしている(これは現実での僕の癖であって、テレビをつけては、これをやった後にテレビをすぐ消す)。そこで母だったか妻だったかが苦言を呈する。僕は、何かしらの情報を得られるのだから、意味があると言う…

「アンダーウォーターアンダーシティーズ」の感想

思ったよりも面白かったので、簡単にまとめたい。 まず、カードで行うワーカープレイスメントというのが面白い。これによって、秘匿情報があるため、皆がわかっているところに置き合うという、手なりの瞬間がかなり減っている。最後までどうなるかわからない…

創作について考えるのは娯楽

どうしたら、作品がよりよくなるのか、考えるの本当に楽しいな、と思った。まあ、本当にはた迷惑な話だし、作者は消費者よりも広い視点と、多くの情報を持っているから、ほとんど意味はないのだけれど。でも、楽しい。なぜなんだろう。 すごい難しい問題を解…

無意識の語彙

文章を書いていると、ぱっと、今の状況や感情を言い表す言葉が思い付く。しかし、口に出してみるとどうにも奇妙な気がする。念のため、検索をするが、ちゃんとヒットする。使い方も問題ないようだ、ということが良くある。無意識の語彙とでも、呼べばいいの…

成長のない持続を惰性と呼ぶ

気付いたら、同じ時期に始めていたボードゲームのブログの更新が止まっていた。ネタ的に大変そうだなと思っていたのだけれど、残念ながら予想は当たってしまったようだ。あるいは、反響が思ったほど多くなかったのかもしれない。僕の方は、特に何のイベント…

「テケン」の感想

予想以上に良く出来ていたゲームで、割とハマっている。 まず、ダイスドラフトなのだが、ダイスのピックに複数の意味があるのが良い。良いダイスと悪いダイスが割り振られ、そのバランスによって次の手番順が決まるようになっているのだ。これは面白く感じる…

安全な国

妻は結構昔からアメリカに住んでみてもいいかもということを言っていたのだが、今回のコロナ騒ぎでそんな気持ちは微塵も無くなってしまったようだ。 彼女はかなり自由な人で、そういうことを抑制する日本の文化とは相性が良くない側面がある。好きな映画やア…

救えぬ人

「アクタージュ」の原作者が捕まった件、週刊連載が与えるストレスに関して、週刊連載の是非、みたいなところにまで話が広がるかと思ったのだけれど、そうはならなくて逆に驚いている。いつも思うのだけれど、誰かが捕まった時、その人に全ての原因があるみ…

時間感覚の消失

溜まっていた漫画を一気に消化した際、時間の感覚が消失した。僕は時間感覚を失いにくい人間で、今が何時で、何をどれぐらいやっているか、という感覚は常にある方だ。それゆえに、映画やドラマを観ている時や、小説を読んでいる時にも退屈なのかもしれない…

邦画が苦手

昔から邦画や日本のドラマが苦手だった。なぜかと言うと、どうにも茶番に感じられてしまうからだ。同じ日本人であるがゆえに細かいところまで目についてしまうのか、舞台の問題なのか、衣装や小道具の予算なのか、演技なのか、ジャンルの偏りのせいなのか、…

分割睡眠

最近、眠気を感じたら、そこですぐ寝るようにしているのだけれど、そうなると途中覚醒が避けられなくて困る。基本的に、23時ぐらいに寝てしまい、3時ぐらいに覚醒。5~6時ぐらいに寝て、9時ぐらいに起きるという分割睡眠になってしまう。 睡眠にいろい…

コスパが良すぎると搾取している気持ちになる

百円均一ショップがあまり好きではない。特に工夫されている品が苦手だ。人の気持ちがこもった製品をみると、正当な対価を払って購入していないのではないかと思ってしまう。 なんといっても百円なのだ。そのアイデアが思い付くまでの苦労に報いていないとい…

作っていたゲーム

あるゲームを考えていた。現在は保留にしている。 発想の元としては、MTGのブースターブリッツを行った時のことだ。これは、MTGのブースターを1つ開封して、3枚4つのデッキに分け、それぞれで対戦するというルールである。これはある程度面白いと思ったが…

浅薄な思考

本当に自分の頭が悪くて嫌になってくる。どうにも、頭が良いと勘違いされやすい傾向にあり、この間もそういうことがあったのだが、実態を見せてしまい、がっかりさせてしまっただろうなと思う。物事の認識が大きいくくりでしかなく、ふにゃふにゃとしており…

ゲームデザインの話をするのは最高

ゲームデザインについて話をした。めちゃくちゃ尊敬しているデザイナーさんとの話でもあったので、かなり緊張したが、とても楽しかった。もう、どうにかなるぐらい楽しかった。 そういう会話に飢えていたのかもしれない。毎日やったら、流石に飽きるか、いや…

「アクタージュ」の連載終了

「アクタージュ」が終わってしまった。正直、あまりショックは受けなかった。どうしてなのか、自分でもとても不思議だった。現在連載されている漫画でも5指に入るぐらいは楽しみにしている漫画だ。単行本で、何度泣いたかもわからない。それぐらいの完成度…

連休明けの発熱

体調が悪い。熱が出ている。最近は外に出るとすぐにこれだから困る。 買い物ぐらいなら、どうってことはない。普通に終えることができる。けれど、1時間以上、歩いたり、立っていたりする用事があると、まずひざの関節がとても痛くなる。夜眠るのに支障が出…

「タルギ」の感想

変形のワーカープレイスメントと、ビルディングの要素を掛け合わせたシンプルながらに面白いゲームだ。 中身としては、何らかの資源を得て、その資源を使って勝利点や特殊能力が付いたカードを買う、という単純なビルディングゲームであり、例外も少ない。 …

重量差によるボードゲームのひな型

ボードゲームにおいて、入力と中身のメカニクスに関して考える。 軽量級ゲームは、入力はインタラクションがメインになっていることが多い。あるいは、パズルそのものだ。短い時間に多くの人が楽しめ、ルールがシンプルとなると、必然的にそうなってしまうの…

ボードゲームの勝利点

ボードゲームの勝利点に関して考えてみた。勝利点とは、そのゲームをどれだけ上手くこなしたかの点数化だ。大きく分けて、アワードとミッションがあると考えた。 アワードは順位付けである。他者と比べてどれだけ優れているのかの相対的な評価となる。戦闘の…

議論

僕は妻と会話することが楽しい。その理由の一つに、彼女との会話ではよく、議論になるということが挙げられる。 僕も彼女も屁理屈であって、議論をするといつも、いや、という否定から入って反論をする。でも、これは別に相手の意見や人格を否定しているわけ…

浅い呼吸

底が浅いのだろう。自分の中の流行り廃りが激しい。 たとえば、システムを考えることにハマる。ボードゲームの仕組みのことなどを延々と考えている。プロトタイプを作る、試行する、改善点を炙り出す。そんなことをしているうちに、何が面白いのかわからなく…

団結性VS孤立性

妻がテレビを観ていて、なんか違うんだよな、と呟いた。みれば、コロナ禍における取り組みのような特集をしていて、高校生が地元のためにとフェイスガードを作っていたみたいだった。そこで、アナウンサーは、非常時に社会の繋がりが強化できていいですね、…

本性が知りたければ死に際を見ろ

コロナに関する主張で、うんざりするものを見てしまった。現段階で、感染者数に対する死者数が問題ないから、対策はこれ以上取らなくてもいいというものだ。想像力が足りていないのだと思う。 どこかで頭打ちになったり、感染者数が維持されているのであれば…

「西フランク王国の建築家」の感想

ワーカープレイスメントのゲームなのだが、少し変わったシステムを導入している。 まず、手番ごとに1ワーカーを置いていくのは普通なのだが、プレイスに占有がない。誰かが置いていようが、自分が置いていようが、そのプレイスに置くことができる。むしろ、…