2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「劇場版 少女☆歌劇 レビュースタァライト」の感想 追補

ちょっと、メモ代わりに感想で読み取りが不足していたことの箇条書き。3回目で確認できたことと、次に観る時に確認すべきこと。 ふたかおのレヴューで上掛けを切ったのは、サイドミラーの欠片でした。よく見ると、鏡から(本来ならば車体につなぐための)棒…

人の意思を尊重していると言ってくれ

稀にVtuberの動画とかを見ると、やっぱり、結構苦手だなーと思う。企画先行のものは何とかなるのだが、人が中心だときつい。なんというか、ガワが二次元だったとしても、その向こう側に複数人で創られたキャラクターとかではなく、単純に一人の人間がいるの…

多忙と睡眠

なんか妙に忙しかったのと、睡眠が根幹的に破壊されてしまっていたから、先週は大変だった。忙しいと言っても、半分ぐらいはソシャゲとか何だけれど。2つぐらいしか、しかも、めちゃくちゃ緩いゲームしかまともにやってないのに、かなり時間取られとるんや…

映画のススメ

このチャンスを逃すのは、もったいないな、と思い、半ば強制的に「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」を妻に勧めてしまったのだけれど、あまり良いことではないな、とも思う。なんというか、「アベンジャーズ/エンドゲーム」とかでもそうなんだけれど、めち…

でも、ドイツには住みたくないな

「思えば遠くにオブスクラ」という漫画の上巻を読んだ。ベルリンに移住したカメラマンを描いた、エッセイ漫画的な、半創作作品になっているのだけれど、ドイツ旅行の時の空気が思い浮かんで、楽しく読めた。普通にテーマや描写も良く、単純に漫画として面白…

「ゴジラ S.P」の感想

最後まで観た。なんというか、これのどこに面白さを見出せばいいのか、良くわからないという感じだった。ドラマがない。物語がない。設定や作画(というか3Dモデルの出来)を楽しむというやり方はできると思うが、それ以外でどこが面白いか、正直、疑問しか…

「SSSS.DYNAZENON」の感想

正直に言うと、マインドセットを間違えたかな、という感じだった。なんというか、「ワンダヴィジョン」と似たような感じだ。この作品においての偽トロは、前作である「SSSS.GRIDMAN」である。これは、作品にギミックがあって、それを主軸とした物語が展開す…

「Vivy」の最新話で流石に呆れてしまった

厳密に言えば、まだ最終回が残っているので、ウルトラCが発生する可能性もあるけれど、今期のもう駄目だ枠は「Vivy」になりそう。 A.I.、アンドロイド、心、人間、ループものという面白くなりそうな(しかし、扱いが難しいし、正確に描写することが難しい)…

情報の正しさと密度

僕にとっての作品の出来不出来というものを考えていた。前提として、僕のコンテンツへの向かい方として、創作者の意図を読み取りたいというのがあるのだと思う。もちろん、その前に普通に面白くあるべき、というのはあるのだが。だから、僕にとって出来の悪…

「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の未見性

昨日の記事を読み返していて考え直したのだけれど、やっぱり、「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」はあの未知のキラめきに半分足突っ込んでるわ。だから、すごい良かったと感じたのだと思うのだよね。ふたかおとか、真矢クロとか、その辺は既視感があ…

捻りと終着点

「進撃の巨人」が完結した。一応、初期から読んでいたのだけれど、マーレ編に入ったあたりで、これ、一気に読まないと設定忘れる奴だなと思って放置していたので、残りを一気に読んだ。綺麗にまとまって終わったと思う。 しかし、ベルトルトの正体が明かされ…

自己肯定感の根本

妻と話していて、どうして、そんなに自己肯定感が高いのか、と聞かれた。確かに、ネット上に自己評価は上下するが、自己肯定感は高いまま、という画像が貼られていて、それに近いな、と思ったので、自己肯定感が高いのだろう。 で、大元をたどっていったら、…

評価基準とそれを利用した分析

ある作品を観た時に、どの程度の完成度なのか、どの程度面白いものなのか、というのは結構人によって変わると思うのだけれど、僕と妻はそのラインがかなり近いんですよね。片方だけが、この作品は面白いと思っているけれど、片方がつまらないと思っていると…

ゲームが学校の勉強と置き換わってしまったとしたら

妻は風呂に入るのがめちゃくちゃ嫌いで(小学生か?)、風呂に入らなければいけないのに、入るのが面倒くさいとか言って、数時間を浪費したりしている。 僕は日々の習慣はほぼ自動的にこなしてしまうタイプなので、その気持ちが全くわからなかったんだけれど…

作品に対する考察

長々と感想を書いた後で説得力がないが、僕はあまり細部に目が行かない人でもあるため、あまり作品を読み込んだりはしないし、むしろ、そういうことを前提にしている作品群が嫌いでもある。しかし、テーマ性が強い作品は好きだし、そういうもののモチーフや…

「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の感想 パート3

続き。まためちゃくちゃ長くなった。 <狩りのレヴュー> けりを付ける、と言われても、何の話なのか、わからない純那。 しかし、大場ななは、電車のシーンを映し出す。やっぱり、根に持っている。『今はまだ』という諦観を。質問もいっぱい書いていて、ファ…

「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の感想 パート2

全体的な断りを入れるのを忘れていた。ゲームや演劇の方まで追えておらず、アニメの分しか観ていないので、読み取りミスっている可能性はかなりあります。 あと、全体的に深読みオタクになっているかも。脚本の人、そこまで考えていないと思うよ。また、台詞…

「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の感想 パート1

土曜日に観て、このキラめきに打ちのめされて死にそうになったので、今日も観に行ってきた。結果として、色々とまとめられるレベルになったと思うので、簡単にまとめたいと思う。 なお、ネタバレを含むというか、ネタバレしかないので注意。 <構成> まず、…

「少女☆歌劇 レビュースタァライト」の感想Ⅱ

劇場版が近づいていたので、「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」のTV版をもう一度、観直していた。たびたび、観たくなる時があって、そのたびに観ているのだけれど、良く出来ているなといつも感心する。 まず、構成が上手い。チュートリアル→純那回(通常の…

許容される複雑さ

なんか、また、現代人の読解力が~みたいな記事が出ていた。いい加減、そういうの止めないか、という気持ちだ。 もちろん、環境の差はあるし、時間の価値の変化というものはある。けれど、人間の脳がそんな急速に読解力の低下を招く様な事態にはなっていない…

大衆

別にオリンピックがどうとかはどうでもよくて、いや、良くはないんだけれど、自分に実害が生じないのなら、まあ、コミケとかもどうせできんし、どうでもいい。どうでもいいからこそ、本格的なカタストロフが発生したら面白いだろうな、とは思っているけれど…