別にオリンピックがどうとかはどうでもよくて、いや、良くはないんだけれど、自分に実害が生じないのなら、まあ、コミケとかもどうせできんし、どうでもいい。どうでもいいからこそ、本格的なカタストロフが発生したら面白いだろうな、とは思っているけれど、いや、でも、まあ、結局は、利害関係と権力がある人たちが勝手に決めるでしょって感じなのでどうでもよいのだけれど、でも、世間のムードが変わっていく感じが嫌なんだよなー
どうせ、オリンピックが始まりそうになったら、こうなったらやるしかないのに、文句言うなみたいな雰囲気になるだろうし、海外選手がかなり不利だから日本が金メダル取りまくったら、それに喜ぶのだろうし、でも、クラスターが発生したら、ほら見たことかとばかりに怒るでしょう。そういう、世論の一貫性のなさが好きじゃない。まあ、それはそういう意見が表面に出やすいだけであって、初志貫徹している人も多いのはわかるけれどさ。でも、人類というのは、意思のない集団であることをまじまじと見せつけられている感じがして嫌なんだよね。まあ、今の反対の動きもそれなんだれけど。
なんというか、最初から自分の意見じゃないんですよね。理性的に結論付けられた意見ではないから、簡単に変わっちゃうというか。もちろん、意見が変わること自体は良いことで、そうならないということは狂信的であるということだから、変わる可能性はあるべきなんだけれど、それは最初に結論が出た時とは前提条件が変わったとか、自身が新しい事象に対する見識が広がったとか、そういう変化によってもたらされるべきものであって、周りの人がどうこう言ってるから、世論がそうなっているから、では意味がないよなと思う。まあ、でも、社会で生きるには後者の考えの方がよいのだろうな。理性を捨てて他者に迎合できるというのは一種の才能であり、社会に溶け込むために最も必要な才の一つである。
