人の意思を尊重していると言ってくれ

 稀にVtuberの動画とかを見ると、やっぱり、結構苦手だなーと思う。企画先行のものは何とかなるのだが、人が中心だときつい。なんというか、ガワが二次元だったとしても、その向こう側に複数人で創られたキャラクターとかではなく、単純に一人の人間がいるのがきついな、と思ってしまう。

 つまり、僕は単純にリアルの人間が苦手なのだ。

 逆に、キャラクターを人が演じている場合は、だんだん大丈夫になってきた。アイマスのライブとか2.5次元の舞台とかだ。まあ、ウルトラマンショーと本質が変わらないしな……昔は諸事情あって苦手だったのだが、それが薄れてきた。こちらの場合、Vtuberとは逆で、人というのはガワでしかなくて、その向こう側に本質がある。そう感じられるようになってきた。そのイデアをみるためならば、今はまだ苦手ではあるが、克服できる、と感じる。

 Vtuberが基本的に駄目になってしまったのは、その本質がリアルな人そのものになってしまったからだ。創作されたキャラクターや、コンテンツではなく、あくまでリアルな人間の一側面に絵をかぶせただけになってしまった。そうなると、本質はリアルな人間なので、駄目だ。たとえば、Vtuber同士の関係とかも楽しめない。外側からの圧力によってつくられてしまったものではないか、と感じてしまうから。創作されたキャラクターならば、仲が良いという設定になっていれば、ライターさん同士や声優さん同士がたとえ仲が悪くても、キャラクター同士は仲が良い。概念だから、そう設定されていればそうなっているので、誰かが負担に思うこともなく、真相もない。そういうのが良いのだ。これ、完全にコミュ障の意見っすね。外部(ファンとか会社とか)が人の感情を捻じ曲げてくるのが嫌いなんだよな。人の尊厳を大事にしていると言ってくれ。