2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

文字という媒体の不完全さと難しさ

文章というものが、一次元的に情報を公開することしかできないことに歯がゆさを覚える。さらに言えば、かなり言語と言うもの自体がかなり曖昧さを孕んでいるのに、日本語はさらに曖昧な言語なので、余計に不足を感じる。 画像のように、情報量を詰め込むこと…

現実の投影としての物語

「ザ・ボーイズ」の5話を観ていて思ったのだけれど、彼の国でも、宗教を盲目的に信じている奴は馬鹿だ、みたいな風潮はあるのかね? 向こうの方がナチュラルに信仰者が多いから、そういうこともないかと思ったのだけれど、ドラマとか映画とか見ている限りで…

記事

ボードゲームの記事を残すようにしてから、3ヶ月ぐらい経つのだけれど、色々な影響が出てきて、正直、驚いている。尊敬している方々にフォローされたり、リプライをされたりして、恐縮してしまう。自分では自分の考えはかなり浅いと思っているし、当たり前…

好奇心

今年ぐらいから、ボードゲームをやるたびに記録をつけている。そういうアプリケーションがあり、それを活用している。すぐに終わってしまうゲームや、パーティゲーム、日本でしか流通していないゲームは記載していないが、それなりの数になっていて、プレイ…

反骨精神

夢を見た。学校にいる夢だ。また、先生に反抗している夢だった。 何か態度が悪いと怒られているのだが、その指摘には当たらないと反論している。そこで、僕が受けた指摘は、他の皆にも適応されかねないものであり、主観的であるために、不公平の元になるし、…

自力

結局、PCは自力で直した。途中で修理に出したはずなのだが、結局は自力で直した。なんというか、そういう人生なんだ、僕のは。 でも、自力でやるのは楽しいんだよな。もちろん、この社会がここまで発展したのは分業化による効率化があって。それは理解してい…

テセウスのPC

メインのPCが壊れてしまった。電源を入れようとしても、うんともすんとも言わない。おそらく、電源ユニットの故障だ。ついにその時が来てしまったのか、とある意味感慨深い。 初めて実家から出ることになった時、初めて買ったのがこのPCだった。家財道具が不…

伝えること、伝わること

最近、ボードゲームの感想を書いている方へ感想をくれる人が増えてきた。なんだか不思議な感じがする。ここもそうなのだが、ネットに上げて置いて、実のところ、自分しか読んでいないぐらいの気持ちで書いている側面がある。そうでなくても、定期的にみてい…

「オーディンの祝祭」の感想

ようやく手に入れたので、感想を。 まず、パズルという要素が良い。簡単に価値を把握できない。もちろん、基本的にはタイルの大きさがそのまま点数に直結するのだが、組み合わせの問題があるので、そのまま素直に受け取ることができない複雑さがある。 また…

「厄介なゲストたち」の感想

アリバイや凶器、動機に関するカードがあり、それを確認しながら、犯人を当てるというゲームだ。 昔からよくあるタイプのこれは、犯人、動機、凶器などのデッキから、1枚カードを抜き、そのカードを当てるというものが多い。これらは、結局のところ、ジジ抜…

「ニューヨークズー」の感想

パズルゲームと動物繁殖を組み合わせた、全く新しいゲーム……ってウヴェの好きなものを混ぜただけじゃん! ってなってしまうゲームなのだが、これがどうして面白かった。 まず、動物繁殖というルールは、ボードゲームにかなり向いている。自然界の法則なので…

勧めたくなる関係性

最近見た映画で、情報の非対称性から、関係性に非対称性が出ていて、これこれ、と思った。たとえば、「とある魔術の禁書目録」で、主人公は記憶喪失をしているが、ヒロインはその前の記憶も持っていて、みたいな構造に近い。そういう非対称性が、人を引き付…

数十時間の物語

薄々わかってはいたのだが、連続ドラマやアニメシリーズと言った形態が基本的に苦手なのではないかと思ってきた。連載漫画も入れてもよい。基本的に、これらは冗長なのだ。あれだけの長さがないと伝えきれない物語があるとは思えない。映画の尺であるとか、…

入眠の難しさ

最近、素直に寝ることができない。夜に寝るとなぜか2時間後ぐらいに起きてしまう。どうにも、まとまった時間にならない。起きてしまった後は、なかなか寝ることができず、朝方までグダグダしている。その先に、ようやく、ふらっと寝ることができて、仕事の…

「キミオアライブ」の感想

ボロクソ言ってるかも。いや、普段、このレベルなら感想を書かないだけで、並みの作品だと、これぐらいの感想は常に持ちます。ただ、僕は、惜しい作品と素晴らしい作品ぐらいしか、普段は感想化しないので、表面化しないけれど。 先に言っておくと、絵や演出…

2人でできる「キングスジレンマ」を考え始めた

どうしてもやりたいものがある時、それを我慢できなくなってしまう。 小学生の頃、どうしても「どうぶつの森」がやりたかった。それを購入する手立てを用意したものの、あと5日かかる、という状況だった時がある。様々な策を使って、それをどうにか早められ…

寝不足

休日なのに、何もせずに終わってしまった。 ゲームが長引き、前日(というか当日)に寝るのが遅くなってしまい、その後で近くの田んぼの農機具の音がうるさくなり、ほとんど眠れず、寝不足で一日を過ごしたために、ほとんどやる気がなく、一日がなくなってし…

レガシーゲーム

最近、ボードゲームの1ジャンルであるレガシーゲームに興味が出てきている。これは、シールを貼ったり、カードを破ったり、ペンで書き込みをしたり、という一回性の強いアクションを繰り返すようなゲームのことを指し、一回切りのプレイしかできないものだ…

時間が足りない

どうにかして、出力の機会を増やしていきたい。そのために、入力の機会を増やしていきたいのだけれど、そうなると時間が足りない。 本当に時間が欲しい。僕はダラダラと考え事をしている時間も欲しいので、余計だ。毎日忙しそうに入出力を繰り返す機械になれ…

完成形に近づきたいか、完成形に近づけたいか

妻と「MIU404」の話をしていた。ここが良くなかった、どうして、あそこはこうなっていたのか、こうしたらよいのではないか、とそんなことを延々としゃべっていた。趣味なのだ。僕と妻は割と感性が近いようで、創作物の感想が大きく外れることがない。僕が作…

付き合いたいけど、合コン行くような人とは付き合いたくないみたいなアレ

相席希望でボードゲームカフェに行った。あわよくば、一緒に「キングスジレンマ」をやってくれそうな人に唾をつけて置こうと思ったのだ。しかし、思ったよりも多くの人がいて、それぞれが、そうそう、こういう人たちがボードゲーマーなんだよな、と思わせる…

プロメテウス

この間、雷がかなり近くに落ちた。その時、この音はどうして発生するのかと、妻に聞かれた。そんなことは知らなかったのだが、推察をしてみた。 空気というのは絶縁体であり、その間を電流が走るだけの電圧が雷が落ちた際にはかかっていることだろう。ジグザ…

「MIU404」の感想

正直に言えば、後半はまるっきり期待外れだった。4話ぐらいは最高に面白いと感じられた瞬間だろうか。簡単に言ってしまえば、各回の話は面白いと思うのだが、全体の話がつまらない。いくつか明確な問題点があると思うので、挙げていきたい。 まず、物語のメ…

世界の果ては自身の限界

外出するのが面倒だ。平日に少しでも外に出ていたのは大したことではないように思えたが、しかし、大きかったのだな、と思う。少しも外出しない日が週のほとんどを占めていると、買い物に行くだけで億劫になってしまう。 スーパーのネット通販はうちの地域に…

無題

だんだん生きている意味がなくなってきている。無理やりそれを捻出している。何がそうさせているのだろうか。どうせ、意味なんてないのに。

不完全なアカシックレコード

水族館に行った。かなり規模は小さいものだったが、十分に楽しめた。子供連れが多く、飼育員さんも暇そうにしていたので、色々と疑問に思っていたことを質問したりした。 生物の話は面白い。ただ1種についてだけ聞いても、色々な話が聞ける。一般的に言えば…

キャリブレーション

統計より、自分の感覚の方が正しいと思っている人がいて、やべーと思ってしまった。創作者なら、余計に統計の方を信用すべきだと思うのだけれど…… なんというか、人々の感想の統計というものは、一般感覚の代表なのであって、それが間違っている、というのは…

究極の作品というイデア

「タイムパラドクスゴーストライター」という作品が終わった。まあ、その作品自体は割とどうでもいい。普通に失敗作というだけなので。ただ、作中で『透明な漫画』というような概念が出てきて、それには強い共感を覚えた。皆が楽しめる漫画、全人類が楽しめ…

「ガンナガン」の感想

国産TCG風ボードゲームの「ガンナガン」をプレイしてみた。色々と問題がある気がしたので、まとめたい。 まず、いい点から。ラノベ風と言えばいいのだろうか、そういう雰囲気でアートワークは良い。また、銃を打ち合うという世界に合わせた設定にはなってい…

それ、そんなに自信持てるだけの面白さがある?

本当に面白い作品を作ったのに、宣伝が十分ではなくて人に広まらない的な話、本当にそうなのかよと思ってしまう。もちろん、往々にしてそういうケースはあるだろうし、それが広まれば、たとえば、その作者は専業になれて、より良い作品が作れたり、というこ…