相席希望でボードゲームカフェに行った。あわよくば、一緒に「キングスジレンマ」をやってくれそうな人に唾をつけて置こうと思ったのだ。しかし、思ったよりも多くの人がいて、それぞれが、そうそう、こういう人たちがボードゲーマーなんだよな、と思わせる人たちで面白かった。本当にテンプレみたいなのだ。
まず、僕が勝手に尊敬しているタイプの人。なぜか小柄で細身の人が多い。理詰めでゲームをやるタイプの人で、普通にめちゃくちゃ上手い。人狼系ゲームも推理が上手いのだけれど、どちらかと言うと口下手であって、そういう面が表に出るとちょっと厳しい。大喜利系とかは苦手。大学サークルのOBでそういう人がいて、僕の人生でも片手の指に入るほど少ない尊敬する人の一人だ。こういう人とボードゲームしたいんだよな。自宅会に呼ぶ術はないだろうか……
次は、コミュニケーションを重視するタイプの人。筋肉質だったり、がっしりしている。インストで営業とかやってそうな話し方をする。ゲームルールは比較的軽視して、会話量が多い。どの会社（というか部署）にもきっと一人はいる。新人の時はいじられタイプだけれど、最終的にはいい上司になる。パーティゲームやってる時は楽しいけれど、重ゲーはどうなんだろうなぁって感じ。
また、ボスみたいなタイプと僕が呼んでいる人。大柄な人が多い。多く会話の中心で、面白さを優先する。物理的にも精神的にも声が大きく、人狼系などでは自然に推理を誘導するタイプ。根が悪い人だと場を盛り下げるので注意が必要だが、まあ、そういう人はあまり生き残らないので、それほど警戒する必要はない。ただ、あんまり一緒にやってると疲れてくるんだよな、このタイプ。
あと、太ったオタクタイプの人。小さい声で、すでに盛り上がっている輪には入れず、場合によっては帰ってしまったり。輪に入れるのは大変だが、それはそれで好きな分野になると特技：早口が発動してしまうので注意が必要。ボードゲームとかTRPGみたいに集団でやるものをしている時は、介護とか通訳がいるので割と大変。その割にメリットもないから、人が集まらない。ぶ、ブーメラン……
男性だと、こんな感じだった。TRPGサークルで見たことのある人ばかりだぁ（直喩）ってなった。本当に人間って人格のテンプレありません？ そう思っているの、僕だけなのかな？
女性だと、内輪受け中心タイプや、気遣いできる姫タイプなど、まあ、TRPGプレイヤーに良くいるタイプで、既視感が爆裂してちょっと気持ち悪くなった（TRPGが好きな女性……いや、人間には苦手意識がある）。実際に、ボードゲームやる前は、TRPG、しかもクトゥルフをやっていたので、あっ、察し……って気持ちに。TRPGやっている人でまともな人はいないのかよ。まともな精神構造なら、ハマらないんだよなぁ……マジでまともな人がほとんどいないよ。僕が言うのもなんだけれど……でも、もう足洗ったし、何ならサークル時代も耐え切れずに半年以上離れていた時があったぐらいだものな……
まあ、なんというか、ボードゲームカフェに来るようなボードゲーマーとはあまり一緒にプレイしたくない、みたいな結論になってしまった。普通の人をボードゲームに堕とす方が早いんじゃないかな。まあ、こういう思考を持っている僕自身も地雷だしね。界隈は地獄か？
