どうしてもやりたいものがある時、それを我慢できなくなってしまう。
小学生の頃、どうしても「どうぶつの森」がやりたかった。それを購入する手立てを用意したものの、あと５日かかる、という状況だった時がある。様々な策を使って、それをどうにか早められないだろうか、というのをまず試した。しかし、それは小学生の自分には不可能なことだった。次にやったこと、それは「RPGツクール」を使って、「どうぶつの森」を創り始める、ということだった。自分で創った、自分で想像した「どうぶつの森」をプレイして、プレイ欲を抑えていたのだ。どう考えても馬鹿の所業だ。
しかし、今に至るまで、似たようなことをしている。本当にアホだと思う。どうしても今、できないこと、手に入らないことがあると、その代替品を自ら創って、それをやることで欲を抑える。昔からせっかちで、我慢のできない質なのだろう。ただ、その性質が僅かながらでも、この人生に活力を与えていると思うので、嫌いではない。
