最近、ボードゲームの１ジャンルであるレガシーゲームに興味が出てきている。これは、シールを貼ったり、カードを破ったり、ペンで書き込みをしたり、という一回性の強いアクションを繰り返すようなゲームのことを指し、一回切りのプレイしかできないものだ。
繰り返しができないため、懸念も色々とあるのだが、それを超える面白さがあるように感じている。何より、強力なシナリオを組み込めるのが強い。ノベルゲームでは、根幹的な価値観を覆すようなゲームが多々出ており、そのたびに歴史を動かしているが、ボードゲームではそこまでの衝撃を与えるようなゲームは出ていない。しかし、この要素はそれに類する力を持っているように思える。
しかし、プレイヤーを集めるのが本当に大変だなぁ。何回も繰り返すものだから、それができる人々を集めなくてはいけない。「サイズ 大鎌戦役 フェンリス襲来」ができたのは、本当に大きなぁとキャンペーンやレガシーゲームのことを考えるたびにいつも思う。なんとか、環境を整えていきたいものだ。
