苦痛

 「SEKIRO」をやった。実は、「Demon's Souls」も「DARK SOULS」も「Bloodborne」もやってる。で、開始2時間で気付いた。今回も駄目だな、これ、と。

 もう、死にゲーは苦痛で仕方がない。同じことを何度もやって、それに習熟しろってもうそれ仕事だろと思ってしまう。ソシャゲの周回や、MMORPGのレベ上げも同じ理由で嫌いで、これらのジャンルは本当に続かない。音ゲーや格ゲー、FPSもそう。あれ、ほとんどのゲームジャンルでは? まあ、その合間をぬったような、ボードゲームRPG、カードゲームやビジュアルノベルを愛好しているのが、僕です。

 ゲームで、わざわざ修行をしたくないんですよ。選択でクリアしたい。思考をゲームの技術としたい。反射神経やシーンへの対応を覚えることを技術としたくない。途中で僕は何をやっているんだ、と正気に戻すようなゲームにしないでくれ。

 なんか、虚無感ひどくないですか? 僕だけですか、これ。現実世界でも、修行の時間は虚無感がすごいんですよね。明日には死んでるかもしれないのに、どうして、何かの訓練をしなければいけないのか。それがわからない。

 悩んでいる時間って、僕はとても好きなんですよ。まあ、その先、解法を見つけた時の快楽を含めて、なんだけれど。でも、修行している時間は本当に面白くない。クリアした時も、達成感よりも、こんなもんか、修行してた時間を返せよ、と思ってしまう。おそらく、そういうことで快感を得る回路が弱い。

 それはもう、重々承知なのだけれど、話題になるので、今度こそは、と思って、目立ったゲームには手を出してしまう。そして、やめる。死ぬまで繰り返すのだろうな。