死についてのアンケート

 このサイトの最初の記事を読み直してみた。読み直してみると、本当に「MUSICUS!」の三日月と同じことを言っているんだよね。あの記事の方が早かったので、剽窃でないことは明らかだけれど。驚くほど内容が同じだ。要は、ある一定の人は全く同じ思考の流れをたどっているということなのだと思う。三日月がそう、というのは、瀬戸口廉也がそうだった、ということであって、まあ、そういうことなのだろう。

 Vtuberの企画で、死について、アンケートというのがあって、リプライを観ると、普段は言えないから助かる、というようなものが多い。別に普段から言ってもいいと思うんだけれどな。死生観というのは思考、思想の根幹にあるのだから、それがわかればどのような人間で、どのようなことをするのか、ある程度わかるだろうに。自己紹介の時に、僕の思想はこんな感じです、と言ってもいいのでは? それが言えない社会であること自体が、死を見ないことにしましょうねーという社会であることの証左だよな。僕もお前も死ぬのにさ。

 僕の中で、死恐怖勢という人々がいて、まあ、そういう人は何となく言動とか創作物に触れるとわかるので、一定数いることが明らかなので、その企画でも、そういうのがわかるんだろうな。まあ、死恐怖勢も一枚岩ではないので、色々バリエーションがあると思うが。僕もアンケートに入れておいたので、どこかで聞いた話が出てきたら、僕かもしれない。僕も後で見よう。

 もっと皆、死に向き合うべきだと思うけれど、死と向き合ってもなお成立するような社会になっていないからな。逆説的に言えば、それゆえに死に向き合っている人が少ないということの証明になるのだけれど。