「すずめの戸締り」の感想

いつもの。 恒例となった新海作品だが、本作は震災三部作とでも言える「君の名は。」「天気の子」に続く集大成的な作品になっており、非常によく出来ていると感じる。三部作の中でも完成度では随一といってよいだろう。という、総体的な評価を前提において、…

「輪るピングドラム」の感想

「輪るピングドラム」をついに最後まで観切った。非常に良かった上で、自身の考えを整理したいがために、考えを連ねていく。 まず、物語の構成は「ユリ熊嵐」「さらざんまい」にも共通している形で、バンクシーンも含めた象徴的なシーンを中心として、物語は…

本質、あるいは概念

本質で生きている、と言われる。本質、というと本物、真実、という感じがしてカッコいい感じになってしまうが、ここで言う本質、というのは、面倒くさい雑多なものを取り除いた部分、虚飾ではない部分、というぐらいのニュアンスである。 それに近いようなこ…

真剣さ

ストイックだと言われれることがよくある。僕は自身のことをちゃらんぽらんだと思っているので、個人的にはこのような評にはあまり納得がいっておらず、どうして、そう思われるのだろう、とたまに思っていた。しかし、最近、色んな人にあったことによって、…

継続の価値

継続することの価値を見誤っている人が多いな、とこの間感じた。僕はすごい人が継続して活躍すれば、ほぼ必ず恵まれる、という考えを持っているのだが、それは、それぐらいすごい作品を出していれば、勝手に誰かが見つけて、宣伝してくれる、と思っているか…

内輪が苦手

なんというか、昔から、グループというか、内輪というか、そういうものが苦手だ。個々個々が仲良くしているのは全然いいし、緩く繋がりがある、という感じは好きなのだが、複数人(4~10人ぐらい?)が作っているグループが苦手なのだ。これは子供の時か…

ゲームを完成させること

「これは初めて創ったゲームですか?」と聞かれた。返答に迷って、「初めて完成したゲームです」と答えた。すると、「どうですか、初めてのゲームが遊ばれている感想は?」と聞かれた。確かに、ちょっと前から横のテーブルでは自分のゲームが遊ばれている。…

そんなに知識がない状態で何千万の買い物ができる胆力はどこから来るんだ

家、色々とやったがどうにもならないことだけが明らかになった。リフォーム費用が建て替えるレベルぐらいまでかかってしまいそうだ。そう上手くはいかなかった、という話。色々と奔走した時間がもったいないだけだった……損失が大きい。 とはいえ、家について…

満足感と飢餓感

新作発表とか色々あって、やっぱり楽しみだな~と思った。 本当にこういうのを享受できれば十分なんだよな。何か特別なことをする必要はなくて、ストレスが最低限で、最新の映画やドラマ、ゲームに触れられていればそれだけで全然いい。それ以上を望む心がな…

動かずの三次方程式

ただただ退屈で疲れる。退屈をしのぐ方法はいくつかあるが、結局、疲れることばかりなので、嫌になる。 つまりは、カンフル剤が切れているのだろう。何か、面白いと思えることがあるうちはいいが、それに慣れてしまって、さほど集中できなくなってしまうと、…

戦闘中にふざけられるのが苦手

そういえば、ちょっと前に「ワンピース」を読み返していて、改めてすごいな、と思うところもあったんだけれど、やっぱり、苦手だな~という気持ちの方が強かった。「ドラゴンボール」も僕は苦手なんだけれど、そっちの系列だな~と感じる。 なんというか、戦…

自己循環?

そういえば、推しと言うような存在がいないな、と思った。好きな作家や作者はいるのだが、それらは自分にとって素晴らしい作品を定期的に出力してくれる存在、という意味で有難がっているだけであり、その存在が世界を照らしてくれる、というようなものでは…

独学

何かを始めたい、と言って、それを始める準備のためにと専門学校の案内などを見ている人を見ると、今すぐに自分で始めればいいのに、と思ってしまう。 インターネットがなかった時代ですら、図書館で本を借りれば割とどんなことでも学び始めることができるし…

選択と未来

未来の想定が非常に難しい、と感じる。 たとえば、現代的な日本が明確に確立したのは、1960年頃だと思うのだが、ゆえにデータが少ないものが多い。その頃に施工された建物やインフラがどの程度持つのか、というのはこの場合だと、60年分のデータしかない、と…

遊びなんだから真剣にやれ

テストプレイ会に行ったのだが、多くの人が、おざなりな仕事のような感覚でゲームを創っていて、正直、絶望した。何のためのゲームなのか、全く理解できない。意味のないような作品ばかりで、なぜそんなものを創ったのか、と問うても要領を得ない。 曰く、面…

一般的な価値観というカルト

実家からそれなりに手に入れるのが面倒なものが出てきて、特に欲しい人がいなさそうだから、貰うことにしたんだけれど、その時に母が怨霊が付いているかもしれないから手放したら、というような旨を言うもんだから、笑ってしまった。 なんというか、サンタさ…

レアケース

古い家をもらえるかもしれないので、それを改造して住めるかもしれない件が進みそうなので、軽く調べているのだけれど、世間一般が求める家のイメージと自分たちがイメージするものがかけ離れすぎていて、難航している。 子供がいないから、間取りを後で変え…

タイトル回収

この間、映画を観た。それなりに期待していた作品で、でも、観ている間は良く出来ているが、それほど自分の好みではないなーと思って観ていた。 でも、終盤の展開は良くて(まあ、その中でも好みじゃない要素が含まれていたけれど)、それなりに感心していた…

維持コスト

なんで、習慣的に続いているものをそのまま続けようとするのだろうか。不思議でしょうがない。続けているのにもコストがかかるのだから、合理的でなければ削除した方がいい。もちろん、削除してみて、本当は必要だった、ということがわかるかもしれない。で…

好悪の解像度

他の人と会話していて、その人があるゲームのある部分が好きだ、という話をした。そこで、僕は、その部分のどの側面が好きなんですか? ということを問うたのだけれど、そこで言葉が固まってしまった。そこまで考えたことがなかった、と言っていた。 僕にと…

プロトコルが違う奴には何を言っても仕方がない

限界まで言葉を尽くしても伝わらないことがある。やり取りの中で、誤解している部分を見つけて、何度も詳細に、段階を追って、箇条書きまでして、こちらの意思を明確にしても、何故か勝手な解釈をされてしまい、言葉が通じなくなる。本当に驚く。何度言って…

欲望がないメリット

家が降ってくるかもしれない。詳細は精査しないといけないのだが、まあ、簡単に言えば、親族の死亡で余った家が手に余っており、要る? って感じっぽそう。そこからが色々と精査しないとなのだが、まあ、何とか使えるんじゃないの? リフォームとかして住む…

ゲームへの執着

色々と考えたのだけれど、僕がゲームに執着し始めている理由は、幾つかのレイヤーに分けられている。 まず、純粋ゲームと僕が呼ぶ、選択と結果についてのゲームに関してだが、これは好奇心が理由になっていると考えている。僕はパズルに関して、あまり興味を…

嘘が上手くつけない

一時期、暇だからという理由で、色々なルールを課していた時がある。腕時計を付けたら休んではいけない、とか、そういうものだ。その中に、嘘をつかずに生活する、というものがあった。 元々、それほど交友関係が広くないのもあるし、あまり嘘をつくようなタ…

完結するもの、しないもの

MMORPGとか、ボードゲームとか、もっと言うとゲームとかに今興味があるのは、自分だけで完結しないからなんだろうな、と思った。たとえば、哲学的思考みたいな自分だけで完結するようなものは一通り終えてしまって、他の人がいないと正解がわからないものに…

基準

何かにハマっている時、それを基準に全てを考えてしまう節がある。 たとえば、同人誌を買いまくっていた時、金額は全て冊数に脳内変換されていた。食事なども、これは2冊分だな、その価値があるだろうか、ということを考えている。 今は、FF14のゲームプレ…

運営型ゲーム

ふと、「MTG Arena」をしばらくプレイしていないな、と思った。ちょうど、「FF14」をやり始めたぐらいからやっていない。一応、プレイ可能時間はほとんど被らないから、同時にプレイできるのに、やっていないのだ。 やはり、同時に進行していく、というか、…

問題生成機としてのプレイヤー

FF14、ストーリーはNPCと進めたい気持ちがあるので、漆黒でフェイスが開放されるのを今から楽しみにしている。やはり、途中で他の光の戦士が混じるのは、なんかおかしい感じがする(最終的には理屈付けられるのかもしれないが)し、初見だから、日常になって…

自分事

FF14を始めて、一番嬉しいな、と思ったことは、FF14に関することを自分事にできることだ。つまり、FF14のライブとか、カフェとか、グッズとか、アップデート情報とかが身になる情報として認識できる、ということである。基本的に様々なことに関心の薄い人間…

好奇心の価値

妻が友人にFF14を勧めたのだが、ハマってしまうと困るので今はやれない、という返事をもらったという。もちろん、文面通りに取るべきか、という話はあるのだが、結構仲が良いのと、ちょうど子供が産まれたばかりなので、文面通りな気もする。 でも、そうなる…