満足感と飢餓感

 新作発表とか色々あって、やっぱり楽しみだな~と思った。

 本当にこういうのを享受できれば十分なんだよな。何か特別なことをする必要はなくて、ストレスが最低限で、最新の映画やドラマ、ゲームに触れられていればそれだけで全然いい。それ以上を望む心がない。

 昔から、興味がないことに対しての興味が全然ないというか、認識ができないんだよね。言われないと、それがあることにすら気付けない。やっぱり、あまり上質である必要性がないし、なぜ、皆がそれほど多くのものを望むようになるのかがわからない。

 キリのなさを感じると、虚無感を同時に抱いてしまい、興味がなくなってしまう。

 何かしなければならないことがあり、それを最も低コストでこなす、というのが自身の本質的な性質の一つであると感じる。それは、たとえば、原始時代に資源が少ない年にどうやったら、最大限生存確率を上げられるのか、と考えるような。

 僕が極度の唯物主義者、というのも影響しているのかもしれないが、結果として、何かを欲することはほとんどない。それなのに、日々が退屈である、と感じ、飢餓感ばかりを感じる(だからこそ、新作の発表に胸を躍らせるわけだ)のは、ちょっとした矛盾でもあるように感じる。

 本当に求めるものが、物理的なものだったり、名誉的なものではなく、しかし、ゲームなどによって得られるものなのだろう。