アクションゲームの学習とは

 「エルデンリング」をプレイしていて、最初は近接がメインで、白魔法(攻撃もある)みたいなのも使える、という感じでプレイしていたのだけれど、結局これ、魔法攻撃ばっかりしているな、と途中で気付いて、魔法使いでやり直してプレイしている。で、魔法使いの方が面白いなーと思ってプレイしていたのだけれど、どうしてかということを考えると、僕はアクションゲームのことを、リアルタイムの状況判断ゲームだと思ってプレイしているんですよね、つまり、RTSのような。だから、魔法使いの方が楽しいのだと、感じることに気付いた。

 どういうことかというと、アクションゲームというのは、主に2つの上達があって、片方は僕が練度と呼んでいるもので、つまり、アクションの正確さや、情報の知識などである。簡単に言えば、相手のパターンを読めるようになったとか、相手の攻撃にパリィを当てられるようになったとか、そういうものだ。これには反射神経などが必要なので、僕が生来苦手としている、ということもあるのだが、単純な反復練習が必要になるものだ。そして、それはもっと僕が苦手としていることで、これはあまりしたくない。もう片方が学習であって、つまり、もっと大枠におけるパターンの学習と、それによる状況の判断である。間合いをどれぐらい取るかとか、今は体力を回復すべきか、魔力を回復すべきかとか、そういうことだ。僕はこちらに面白さを感じている。

 「SEKIRO」や「Returnal」みたいなタイトルの場合、かなり前者によっていて、1ステージ目の途中でもうやるのが嫌になったけれど、今回は結構後者よりの遊び方もできるので、今のところプレイ出来ている。まあ、単純に途中で飽きてしまう可能性も結構あるが……