評価の差

 世間と自分の中での受け止め方が乖離している作品のことを考えている時が楽しい。一般的な感性と自身の感性の差を感じられ、その双方に対する解析が進むからなのだろう。

 原因は一概に言えないことが多いし、その検証もしにくい。しかし、同じような作品に出合った時、同じような差が生まれていれば、それはこれが原因である、少なくとも一因である可能性が高いということがわかるのだ。

 そういったことを重ねて、何を目指しているのだろう。わからない。わからないが、おそらく、両者ともに最高だと思える作品を目指しているのだろう。なぜなのだろう。それもわからないが。