技術の勝利

 コロナワクチンに関する各特性的に、あんな感じの技術を使っているのかもなーって思っていたところに、妻が最適な記事を見つけてきたので、それを読んだ。

 

https://berthub.eu/articles/posts/reverse-engineering-source-code-of-the-biontech-pfizer-vaccine/

 

 これです。人類の科学力の勝利というか、基礎研究から応用研究まで、しょぼしょぼと色んな改良を加えた結果として、最強のワクチンが完成したという感じですね。まあ、まだ、長期的な作用についてはわかっていないことも多いから、破滅の一歩という可能性を全面否定することはできないけれど。仕組み的にはそうなる可能性は低いだろうが。基本的にはコスパ悪すぎて研究室上の空論でしかなかったところに、コストは無尽蔵にかけても良い機会が生まれて、顕現した最強ワクチンという感じ。

 こういうのをしっかりと読むと、この人類、さしては生物というものがただのプログラムされた生体機構でしかないことが良くわかるね。まあ、複雑な事象はそうやって成立するものだからね。

 一方で、何も知らない人々が、ああだこうだと言って、科学的な知見からのそれを否定するのだから、この辺が技術力の限界なのかもしれないな。技術力というより、それを統治する能力の限界というか。うーん、目の前にある箱や板を上手く使えば、下手な大学に行くよりもしっかりとした情報を得ることができるはずなんだろうけれどな。まあ、下手に使えば、クソみたいな情報も無限に引っかかるので、それが悪さするのだろうが。

 ちょっとわかり合えない感じがあるよな。しょうがないけれど。