試行回数1回の割に運要素高すぎる

 最近、かなりラッキーなことが連続していて、どうして、そんなお得なポジションにいるのだろう、と自問自答するのだけれど、結局は、運としか言いようがない。

 まあ、たとえば、妻なんかは僕とかなり考え方が近くて、滅多にいない人と出会えたという感じはあるのだけれど、元が高校生の同級生というだけだし、その先を考えても運要素の連続だ。最終的には運でしかない。

 ただ、それでいいとも感じるんだよな。

 たとえば、脚本家として生計を立てている人って少ないと思うのだけれど、それが脚本の技術の高い順に割り振られているかと言えば、間違いなくそんなことはないんだよな。もちろん、力があれば、上に這い上がれる確率は上がるだろうが、そうならない人もいる。それは運だったり、人脈だったり、人格だったり、タイミングだったり、色々とするのだろう。

 僕はなるべく自力を付けたいとは思っているけれど、それはそれとして、自身の人生をなるべく良いものにしたいという欲求があるので、運良く、そこに入り込めればいいな、と思っている。そのためには、運に頼るのではなく、しかし、運も否定せず、打席に立ち続けるのが大事なのだろう。待て、しかして希望せよ。