文化(笑)
なんで、文化の担い手を自認している人は、変な風になっちゃうんだろうな、と考えていた。特に映画関係者とかに多くて辟易としてしまう。
おそらく、報道などの文化に近いせいもあるのかもしれないが、事実だけを把握せずに、条件反射的に反応してしまう様子が馬鹿らしく感じる。
なんか、素直に面白い映画だけ撮ってればいいのにね。どうして、あんなに歪んでしまうのか。
物事を精査せずに、誰がやったか、とか、何をやったか、とか、どんな状況だったか、とか、そういう一元的な要素だけで賛成なり反対なりしている人がよくわからないんだよね。それの何を知っているというのか。物事は多面的で、素晴らしい人が私怨でくだらないことをする時もあるし、馬鹿馬鹿しいことに見えても、良い効果を生むこともある。物事は多面的だ。それをどうして、自分の名を出して、一方的に賛美したり、反対したりできるのだろう。その分野の専門家だとでもいうのだろうか。
そんなことをやっているから、作品にまで泥が付くとわからないのかね。同じ立場の人にとっても、迷惑だ。たとえば、僕はどちらかと言えば(思想診断ツールなどを使えば)左派になってしまうのだと思うが、左派の人々は大抵嫌いだ。
人の醜さに直面して、文化も政府も社会も滅びてしまえって結論になってしまうから困る。まあ、数億年後にそれは叶うし、僕が死んでしまえば、世界も死んでしまうのでどうでもいいけれど。