「クーパー・アイランド」の感想

 「クーパー・アイランド」をプレイしたので、その感想を。

 まず、手番があほみたいに足りないワーカープレイスメントだ。ワーカーが増えにくいのに、やることはいっぱいあって、常にリソースもワーカーも足りない。結果として、手番が重いこと重いこと。で、ダウンタイムも伸びる。

 その分とは言っては何だが、フリーアクションが結構ある。しかも、これ、アクションの途中に割込みで処理することもできたりして、実は色々とテクニカルな使い方ができる。が、ゆえに手番がさらに伸びる。めちゃくちゃ時間かかるし、結構検討しなくてはいけない。ヘビーゲーマーズゲームという印象です……

 島を発展させていって、タイルを重ねるほど出力が伸びるルールが特徴的。だが、建物は最も高いタイル(例外はある)に建てないといけないから、そこに建物が建って、リソースが伸びなくなって死ぬ。いや、死なない。

 このタイプの重量級には珍しく、勝利点になるものが少ない。だから、手広く強くしていくとワーカーは増えるんだけれど、食料の支払いもきつくなるし、思ったよりも点が伸びないし、ワーカーがマックスになる頃にはゲームが終わっている。

 結構パズル的なので、「マラカイボ」なんかよりは全然好きだけれど、ちょっと硬すぎるし、その割には長すぎるような気がしている。今のところは。もうちょっとだけ遊んで確認してみよう。