ただ死が怖いのならば、それを忘れられる時間をなるべく少なくするように生きればいいのではないかと思った。一応、未だに色々と調べてはいる。きっと、その恐怖がなくなるまで、学ぶことや考えることを止めはしないだろう。しかし、そうではない時。死から遠い所にいると信じられる時に、もっと没頭できるものをつくって、自分を騙すべきではないかと思った。論理的にも、それが正しいとわかっているのだからそうすべきだ。
まあ、一番の問題はこんなことをしていると、生存のための糧を得ることができなくなるということなのだが。思考を、身体を、死から遠ざけるためには、一番死を考えてしまう仕事をする必要がある。まあ、最も、本当にいいのは、それを考えなくてもいいほど好きでいられることで収入を得て生きることなのだろうが。それを考えて見る時が来たのかもしれないな。いろんな意味ですでに手遅れだろうが。
