台風に関して

 普段はそうでもないのだけれど、今回の台風の前後はなんか体調が悪くて何も出来ないままに過ぎ去っていくのを見ている感じになってしまった。低気圧のせいなのだろうか。妙に体が重く、思考が鈍いままだった。乗り物酔いとか、しない方なのになぁ。

 どうにも体が弱くていけない。ポストアポカリプスみたいな世界は大好きだけれど、もしそうなったら速攻で死ぬんだろうなぁと思いながら、暴風雨が渦巻く世界を見ていて思った。知性が望む世界と、肉体が望む世界が全くマッチしていないんだよね。本当は体が弱く、気力もないのだから、退屈でも安定していた日々を送るのが良いのだろうけれど、脳がそれを許してくれないから困る。アンバランスな装置は、最もストレスがかかる場所から壊れていき、止まってしまう。僕もそうなるのだろう。どうにも矛盾した性質を抱えてしまっているが、しょうがないのだろう。所詮、僕も他の人も、全人類がアトランダムな性質を持って生まれ出た現象だ。性能に矛盾を抱えている人も多くいるだろう。そういう人は淘汰されていくというだけの話だ。ただの因果関係であって、文句を言う相手はいない。