焦燥感に関して

 どうにも、焦燥感を常に抱えている。今の大きな目標みたいなものがないと落ち着かなくなってしまうのだ。

 考えて見ると、きっと、無駄な時間を浪費してしまうのが嫌なのだろう。この、僕の人生というものが貴重な時間で構成されており、それを浪費したくないという気持ちがある。だから、いつも焦っている。本当に良くないことだ。

 これは創作を消費している時ですら、変わらなくて。だから、基本的にノベルゲーはボタンを連打して進めているし、アニメや映画も退屈なシーンが出るとすぐに嫌になってしまう。ゲームですら、早く終わらないかなと思ってプレイしていることの方が多い。これが本当に嫌になってしまう。

 しかし、今の僕の思想では、大きな目標というものを立てることが出来ない。それは虚無に結び就き、幸福を遠ざけるとわかったからだ。なのに、それがないがゆえに、日々に虚無感を抱えてしまっている。前門の虎後門の狼だ。

 きっと、ずっと続けていきたく、やっている間が楽しいと思えることを増やしていくしかないのだろう。それは実績のためにやっているのでも、将来のためにやっているのでもない。純粋に、やりたいと思っているから、やっているものだ。今は、それが「メギド72」しかない。だから、日々、ただ、焦燥感を抱え、虚無感を抱きながら生きているのだろう。