一年経過したことに関して

 気付いたら、ここの初投稿から一年が経過していた。その時から変わったことをまとめていこうと思う。変化がなくなったら、それは死と変わらないので。

 

・思想面

 主に「時間の比較社会学」を中心として、漠然としていた思考がある程度すっきりした。その考え方を生き方に反映することがまだできていないけれど、思想面で無矛盾な理論を立てられるようになったのは大きい。あとは、それにどう体を馴染ませていくかだと思う。

 今まで、どうせ死んでしまうのに、なぜ今生きているのか、にある程度の仮説を立てることはできていたけれど、それは言い訳に近しい側面があった。しかし、今はもう、理屈として正しいことが明らかになったという感じ。それ以外では取り立てて進捗した思想はない。

 

・エンターテイメント面

 「メギド72」を始めたのが一番大きいだろう。この一年(といってもその4分の3)は常にこのゲームをしていたと言ってもよい。普通の、僕が今までしたきたソシャゲたちには、その時間を盗られたと思っているが、メギドに関して言えば、その時間を楽しませてもらった。感謝できる唯一のソシャゲだ。

 ただし、コンテンツもかなり消化してきてしまい、ここ一か月ぐらいは割とやることがなくなってきたし、やめてもすぐに復帰できることから、しばらく触れなくなる時がくるかもしれない。しかし、この一年本当に楽しませてもらったし、おかげで毎日が退屈で死にそうにならなかった。ありがとう。

 

・生活面

 一度引っ越しをしたが、驚くほどに生活は変わっていない。いや、変わっているのだろうけれど、それを実感していないか、誤差の範囲だと思っているのだろう。今日も驚くほど丈夫な日常が表れてきて、観測史上稀にみる台風なぞどこ吹く風で日々を動かしている。その波にのまれてはいけないことをわかっていながらも、流されたままで一年が終わってしまった。何とかしなければいけないという焦りだけはあるのが、余計に滑稽だな。

 

 変わっていないようでいて、少しだけ前進しているといいな。この毎日が何かへ続く螺旋ならば生きていく気力も振り絞れるが、ただの円環だとわかってしまったら、僕はもう耐えられなくなってしまいそうだ。来年は何とかしたい。毎年そう思っている。