パニック発作が起こることがたまにある。たまにと言っても、本当に半年に一回とかぐらいなので、パニック障害という訳ではない。なんだけれど、症状としてはパニック発作のそれで。電車に乗っている時とか、どこかで座っている時とかに起こってしまう。
僕にとってのトリガーは、どうやら、死に関することのようだ。死について考えている時とか、老いる時のことを考えている時とか、閉じ込め症候群について考えている時とか、そういう時に起こってしまう。体調がそこまで優れない時にそういうことを考えていると、だんだん、視界がゆらゆらしてきて、血の気が失せていく。ある一定のラインを超えると、急に立っていられなくなってきて、息が苦しくなってくる。周りの人のことを考える余裕が無くなると、座り込んでしまい、周りに気にするなと伝えることが精一杯になる。その後、ずっと襲ってくる吐き気や、死にそうな気持ち悪さを延々と耐える。すると、十分ぐらいで次第に弱くなっていき、元通りになる。これを何度か繰り返している。
本当に苦しくて、どうすれば回避できるのか、いつも考えている。もう理性が働かなくなるので、困っているのだよね。ある程度はもう仕方がないと諦めているのだけれど。流石に薬とかもらうほどの実害でないし。気持ちの持ちようというやつなのかしら。
