食事中に関して

 行儀が悪いことは自覚している。けれど、僕は食事中に、食べかけのものをほったらかして、何かを始めてしまうことが多々ある。現代であれば、スマホをいじり始めたり、幼少期の頃はおもちゃをいじり始めたり。すると、母や妻は僕に聞く。残っている食事はもう片付けていいのか、食べかけのように見えるが、と。僕の答えは、まだ食べるというものだ。つまり、お腹はそれなりにまだ空いていることが多い。ならば、どうして、別のことを始めているのか。答えは単純で、食事に飽きてしまったからだ。

 食事って暇になりませんか? 適当な順番で、目の前に置かれている食料を取り、口に運ぶことを繰り返しているんですよ? その途中で、僕はその行為に対して飽きてしまう。厭になってしまう。だから、別のことを始めて、気を逸らす。そして気力を取り戻した後で、再び食事に戻り、食べ始めるということをするのだ。これ、本当に良くないですよね。僕だってわかっている。けれど、脳が視線を誘導して、別のものに興味を移してしまうんだ。何でも脳のせいにすべきではないけれど。

 何か、解決策があるんですかね。これによらず、僕の集中力のなさというものは、実社会において実害を与えるレベルまで来ているような気がする。対策を考えなければ。