時間の進み

 最近、本当に時間が進みが早い。たぶん、自宅勤務かつ、それに新鮮味を感じなくなったからだと思うのだが、それにしても早い。ひたすらに早い。

 1週間がちょうど3日のように感じる。平日2日で休日が1日。比喩ではなく。1日の間に睡眠が挟まっているような、そんな時間間隔になってしまっている。午前の仕事が終わったという感覚で1日の仕事が終わっている。

 正直に言って、恐怖を感じている。このまま何もしないままに人生が終わってしまうのではないか、という恐怖だ。それぐらい、早まってしまった。

 歳を取ると主観的な時間の進みが早い、というのは一般的な論説で、色んな説があったり、わかっていないことも多いのだけれど、たぶん、複合的な要因だとは思われる。しかし、こんなに早いものだったか。

 主観的な時間の進みを考えると、一説によれば、20歳ぐらいが人生の半分であるという。その感覚は大きく外れていないように思える。特にかく時間がない。仕事なんてしている暇はないだろ。