主軸はストーリー、フレーバー、キャラクターのところに置いているから、カジュアル層では１枚出ればいいところを、ゲーム的には重ねたくなる仕様とか。有名なガチャ理論で、重ねると強くなるようにした方が良いというのがあるのだけれど、それに忠実だなと思わせる。
また、課金の要素としても、僅かに課金することでかなり楽になる部分を用意している。つまり、微課金と重課金それぞれの層にちゃんとアプローチしている。これは上手いなーと思わせる。
逆に、「メギド７２」はそれが下手で、重ねることにあまり意味がない（霊宝の実装でマシになったけれど）し、オーブも被っても意味がない（これもオーブキャストでマシになった）し、微課金勢への動線が、衣装と〆チケぐらいしかないんだよね。まあ、それで僕たちは助かっているわけだけれど。でも、売り上げが（きっと）そこまでではない理由の一つでは間違いなくあると思う。
まあ、ここの塩梅は難しいところだよな。カジュアル勢の代表としては、微課金ぐらいなら全然するから、サービスを続けてくれるのが一番有難いんだけれど、そのように調節するのも難しいのだろう。
