複雑さと面白さ

 久しぶりにMTGAをやったら、とても面白かった。判断ミスで勝てていた勝負で負けてしまった時も、めちゃくちゃ楽しかった。

 複雑性が高いというのがとても大きいのだと感じる。MTGはとても複雑なゲームで、人に教えるたびに、こんな複雑なゲーム、習得するのが大変だし、そこまでする面白さがあるのか? と延々と考えていたのだけれど、今なら言える。それだけの価値はある。複雑性と面白さの関係性は、通常、ある一定のグラフにあると言われていて、コスパがいいとされるポイントがいくつかあるという話があるけれど、複雑さの結構先まで行ったところにも、面白さのピークがあって、そこにMTGはいるような気がする。

 一種の教養みたいなものだから、習得しておいて損はないと思うけれどね。カードデザインについて勉強したかったら、事実上の必修と言えるわけだし。まあ、でも、各分野の必修科目って多すぎるよね。そういうのをやっていくだけでも時間が足りない。やっぱり、何かをやろうとするには、人生は短すぎるな。