多く読まれた記事

 この間、気まぐれで書いた記事がそれなりに読まれたとの報告がサイトからされた。実際、確認してみると今まで書いた記事(20ぐらい?)の総計よりもビュー数が多い。流石、人気ジャンルだけはあるという感じだ。それと比べれば、ボードゲームなんてまだまだ小さすぎる市場である。

 でも、この時にちょっと思ったのだけれど、もし、僕が誰かに読まれたい、いっぱい褒められたいとかっていう気持ちで記事を書いていたのだとしたら、ちょっとした挫折をするのではないだろうか。つまり、力を入れて考察して、自分でも良く書けたと思える記事よりも、何となくで書いた記事の方がよほど読まれているのだ。それって、ちょっとがっかりしないかな? そうなったら、今まで書いていたジャンルは放りだしてしまって、新しいジャンルに移ってしまうかもしれない。そして、ビギナーズラックでたまたま拡散された記事になかなか追い付かず、嫌になって止めてしまうかもしれない。まれに、そんな感じになっているサイトとか見るし。

 目的をはっきりさせることが大切なのだと思う。そうすれば、方針をたがえずに済む。僕がボードゲームの記事を定期的に上げているのは、それを通してボードゲームを深く分析したいからだし、こうやって、こじんまりと個人的なブログを更新しているのは、自分が日々考えていることを記録に残しておきたいからだ。だから、他の何かが発生しても、それは自分の行動を変える理由にならない。元々の目的が意味をなくすか、単純に更新のコストが払えなくなった時にだけ、辞めることになる。今はまだ、その時ではなさそうだ。