おままごと

 なんかおままごとをしているみたいで辟易としてしまうことが増えたな。日々の生活もそうだし、知識本を読んでいる時でさえ、そう思う時が増えた。

 どうして、知識が十分にある人でさえ、馬鹿みたいな固定概念にとらわれて、事実を把握することができないのだろう。単純な物理法則だと言うのに、それを自分自身や人類に対してだけ、適応できない人間が多すぎる。どうして、そんなに特別だと思えるのだろうか。

 ほとほと嫌になってしまう。幼稚園児のお遊戯会に強制参加させられているみたいだ。馬鹿馬鹿しくてやってられない。実は、事実をそのままに理解するというのは、相当難しいことなのだろうか。理解に苦しむ。

 物心ついた時から、くだらないことをやらされているという感覚が抜けきらない。人生そのものに、社会そのものに、そういう思いを抱き続けてしまう。これは何かしらの障害なのだろうか。あるいは、生来の人を小馬鹿にする姿勢なのだろうか。