「マンダロリアン」の感想

 今の所、公開している3話まで一気に観た。かなりエピソード4~6リスペクトという感じでわざとパペット感を出していたりもする。流石にCGのシーンは予算を感じるけれど、セットとか並の映画は余裕で超えているクオリティで普通に没入感が高かった。所々で西部劇リスペクトを感じて、科学が進んでいてワープすらも出来るのに、実際にやることが西部劇の部品がSFチックになっただけだったりして、そういう歪さが外連味として働いていて、観ていてかなり面白かった。

 そして、定番だが、凄腕の主人公と、お荷物要素という基本構図が、やっぱりみんな好きなんですねぇという感じの王道で良い。結局、皆が好きな物語の基本構造は、聖書で出尽くしているのだから、そのフレーバーを変えたり、組み合わせを変えたりで、新しい面白さを創っていってるんだなというのがよくわかる作品だ。

 日本でも年末に配信されることが確定されたので、スターウォーズシリーズやSFが好きだという方には是非観てもらいたい作品。