ゲーマーの傾向に関して

 この間、創作モチベーションの傾向みたいな話があったが、今回はゲームのモチベーションの話で、同じく4つに分類されるらしい。

 一つは、達成者。これはミッションをクリアしたり、称号を集めたりといった、なにかを達成することに喜びを見出すゲーマーだ。

 一つは、探検家。新しい知識や、未踏のステージに足を踏み入れたり、冒険的な体験を好むゲーマーだ。

 一つは、社交家。他のプレイヤーと関わりを持つことにゲームの意義を見出し、社交の手段としてゲームを使うゲーマーだ。

 一つは、殺人者。自分が優位であることを楽しみ、ランキングなどで上位に入ることや、キルレが高いことを楽しむゲーマーだ。

 

 みんな、これらの要素が割合で混ざっていると思うのだけれど、僕は圧倒的に探検家で、九割以上はこれと言っていいと思う。レベル上げとか称号とか面倒で全然やり込まないので、達成者ではないし、他の人がはまっていても、自分が嫌になると協力プレイをしなくなるので、社交家ではないし、スコアが他人より高かろうが、どんなに殺そうが興味はないので、殺人者でもない。

 

 達成者と探検家はやるゲームは似通っているのでは、と思っていて、RPGやアクションなど一般的なゲームだと思う。でも、前者はやり込み要素とかしっかりやって、ペルソナとかも全部集めたがるのに対して、後者はストーリークリアして、未知の領域が無くなったら辞めちゃうタイプなのではないかと。社交家はMMORPGとかだろう。殺人者はFPSや一部のソシャゲなんかを好むだろう。こう考えると、確かにプレイしているジャンルもあっている。FPSみたいなゲームは途中で虚しくなってしまって、ゲーム辞めちゃうんだよな。

 

 でも、どうにもこれは遺伝によるものでもないらしい。僕の父親はMMO廃人で、完全に社交家と殺人者傾向だ。ギルドマスターとかもやっていたし、なんかのランキングに入っていたのを喜んでいたのを覚えている。僕は完全にどん引きしていたが……弟はFPS廃人で、CDMW2なんかは家族が危機感を覚えるほどにやっていた。クランのリーダーをやっていて、圧倒的なキルレを自慢されたことがある。僕は完全にどん引きしていたが……ちなみに、両方のゲームとも、インストールしたり、買ってきたのは僕で、最初は僕だけで、途中からはみんなでやっていたのだけれど、すぐに辞めてしまって、後には廃人だけが残った。

 いや、こう考えると、父親の因子を受け継がなかっただけか? 母親はありがちなパターンでテトリスとか好きなので、達成者かな。僕は橋の下で拾われたのでは?