創作での親子関係について

 最近、日本産のアニメとそうではないアニメを観ていて思ったことがある。それは親子関係が中心に来る確率の違いだ。

 海外産のアニメでは、親子関係がテーマだったり、作品の中心に来ることが多い。「ヒックとドラゴン」、「スパイダーマン:スパイダーバース」、「LEGOムービー」など傑作も多くある。どうしてそうなっているのかというと、親子関係というのが、かなり一般的な関係であり、子供は子の立場、親は親の立場で見ることが出来るため、より広い層に訴求することができるためだと僕は思っている。

 逆に、日本産のアニメでは、両親が不在であることも多い。これは、少年、青年層をメインターゲットとしていて、親子関係が不快であると感じる層と重なるからだと思った。

 どっちが良いとは言えないのだけれど、そんな傾向を僕は感じた。間違っているかな?