信用と挑戦と高み

 昨日に引き続き、シャニマスを延々とやっていて、そのストーリーのクオリティに脱帽していたところなんだけれど、「メギド72」の新章もやってきて、そのストーリーもめちゃくちゃ面白かったので、放心状態になりつつある。ソシャゲのストーリー、すごい面白いっすね、本当に。

 やっぱり、面白さの根幹にあるのは、予想を上回ることなんだな、というのをしみじみと感じる。未知の展開に対して、明確に興奮する自分に気付く。アイドルものだから、とか、そういう常識を意図的に、しかし、丁寧に壊していこうとするその情熱や、執念のようなものを感じるから、僕たち受容者はそれを楽しむことができるのだろう。その題材や受容者に対するリスペクトが、複雑なものを受け入れて、楽しんでくれるだろうという信用が、その信用から来る、リスクを恐れない構成が、更なる高みにある面白い物語へと誘ってくれるとひしひしと感じる。

 やはり、シナリオライターはそうでなければならない。僕たちのことを信用してくれ。そして、君たちはもっと、更なる高みへ、究極の物語へと集中してくれ。それを受け入れる準備を、大衆は持っている。