通勤がなくなってしまったせいで、読書量が減っているんだよね。
・マイ・ブロークン・マリコ
あんまり覚えていないな。ツボりそうな話と、嫌いなテンポと、好きになれない絵柄で、結局、嫌いの方によってしまったことは覚えている。
・私の百合はお仕事です!
めちゃくちゃ体調が悪い時に読んだら、本当に元気が出てきてしまって困る。百合は今は癌に効かないが、いずれ効くようになる。
・よふかしのうた
どうなんだろうな、これ。僕的にはもう駄目の領域に入っているんだけれど。話の主軸が大したことないので、大したことのない話にしかならないんだよな。「だがしかし」は奇蹟の出来だったということか。長編向いてない?
班目ifルート。作中のキャラクターと共に(そして作者と共に)老いてしまって、逆に共感してしまうの、嬉しいような悲しいような。
相変わらずの面白さ。これが失速することはないのだろうな。外連味と理屈のバランスが良く、少年漫画のリアリティレベルを保っている。
・すべての人類を破壊する。それらは再生できない。
ラブコメなのに、ラブコメというより、当時のMTG事情を懐かしむために読んでいる。それでいいのか? 楽しいからいいのだ。
・呪術廻戦
漫画が上手い。ひと昔前の構造の漫画かと思ったけれど、現代的な漫画のひと昔前アレンジといったところ? アニメはテンポがクソすぎて観るのやめた。
・自分ツッコミくまの本
ナガノさんの独自のセンスが光る作品。というか、デザインセンスの上に、ナンセンスセンス(?)もあるの、ずる過ぎない? すごい。
・熔ける
ギャンブル中毒者の本。虚栄心の強さが文章に表れててこわーという感じ。ギャンブルに熱中する感じをもっと書いて欲しかった。
あまり参考にならない。アメリカでの事情の向きが強すぎる。こんな書籍が翻訳されるほど、ボードゲームデザインが一般的になってきたか。
ボードゲームと関連させながら、シナリオを進めていく腕は流石。いい加減、終わりが近づいてきたか? と思わせておいて長引くの繰り返し。そろそろ終わりそう。
・おむすびの転がる町
最高・オブ・最高。panpanyaさんの作品は現代に近づけば近づくほど好きだな。今年、一番読み返した漫画だと思う。
・ブルーピリオド
大学編は蛇足になりそうかな、とも思ったけれど、受験編と組み合わせてよりテーマが際立つ感じになっていていいな。面白い。
・虚構推理
安定して面白いが、推理ものとしては僕は読んでないです。雪女の人気があり過ぎて、雪女編で苦情が来たらしくて草
・フラジャイル
理屈と感情のバランスが良い。そういうバランスの作品が好きになってしまうんだなぁ。未だにネタが尽きてないの、すごすぎるでしょ。
ファンタジーを上手く理屈付けることに成功している作品。ついに終盤に向かって話が進み始めている。上手く終わるといいな。
・君のことが大大大大大好きな100人の彼女
ラブコメに見せかけたギャグ漫画。感性が小学生なので、勢いに負けて笑ってしまう。原作の人が上手いよ、これは。レベル高い。
従来の目的から外れて、近未来のサバゲー漫画みたいになっているが大丈夫か? しかし、それで面白いのだから、すごいよな。安定。
・邦画プレゼン女子高生 邦キチ!映子さん
ド安定。まだ見ぬ映画の話と、観た映画の話が合わさり最強にみえる。洋キチ派だからこそ、余計に楽しめているのかもしれないな。無限に続け。
・終末世界百合アンソロジー
好きなものに好きなものを合わせれば最高になる? 部分的にはあっている。何作か、とても好きな作品があった。アンソロジーは短編集なのが好き。短編が好きなので。
・ダブル
女性作者だなーって感じはするけれど、演劇漫画としてのレベルが高い。やはり、作中作と本筋の話はシンクロさせなければ。ダブル主人公かつ、天才と秀才なのも良し。
・ハーフリアル 虚実のあいだのビデオゲーム
もはや、古典的論文。しかし、今読んでも考えさせられるものがある一方、技術的にずれが生じてきている部分もあるとは思う読んでよかった。
・ハロー、メランコリック!
この作者の前作もそうだったのだけれど、どうにも心が動く感じではない。何が足りないんだろうか。でも、何かは足りないんだよな。言語化できない。
・ご飯は私を裏切らない
今年ベスト級。モノローグ的作品はとても好きだ。ここまで被虐的に物事を考えることはないから共感はできないのだが、ゆえに面白さを感じる。
・ゲームメカニクス大全
英語版をひいひい言いながら読んでいたら日本語版が出たという感じ。ある程度知っている人が読むと面白いという感じだ。
・映画大好きカーナちゃん
もう一つの作品と対になっているところが面白い。演出や話の流れがいつもと同じなのは気になるが。ポンポさん3に期待。
・無職とJK
作者の趣味じゃん! まあ、その趣味が僕の趣味でもあるから買ったし、読んでいるので良し! そういう作品があっても全然良いよね。
・合格のための! やさしい三角関係入門
同性間の正三角関係は、同性愛である意味があるので良いね。1巻から前作同様の丁寧さがみられるので、最後まで付き合う。ポリアモリーオチだろ、絶対とは思うけれど。
・キミオアライブ
話が下手。というか、どちらかというとセットアップが下手なので、もうちょっと設定を変えてやってみて欲しいなぁ。セットアップが下手な作者さん、結構いるよね。そこをいじろうとは思わないのかな?
・忍者と極道
最高・オブ・最高。外連味と理屈という僕が愛するものが詰まっている。前日譚の外伝も最高なので、四の五の言わず読むべきだと言いたいが、全人類が読んでいるだろうから、あえて言う必要もないか。
・一度だけでも、後悔してます。
同性愛の書き方の一つに、同性愛者と異性愛者の関係を書くことができるというのがあって、でもどう決着をつけるのかが難しいんだよね。これはどうなるのだろう。
・16bitセンセーション
流石にリアルタイムではないのだが、こんなやり取りがあったのだという歴史的な価値が高いと共に普通に漫画としても面白い。
・AGRAVITY BOYS
感性が小学生なので、最近ハマっている。現行で週刊少年ジャンプに載っている作品で一番好き。ギャグ漫画なのに、各話に関連があり、伏線があるのが良いんですよ。
・入門 オークション
様々なオークションの種類と、その論理が紹介される。それぞれに良し悪しがあり、強みを生かすためにいろんなところでいろんな方法が使われているという奴。万物に共通することだが、万能な解決策はないんだね。
・私のジャンルに「神」がいます
普通にTwitterで読んでたやつ。割と創作作品として、男性が読んでいるのかと思っていたら、あるあるみたいな感じで女性が読んでいると聞いてかなり驚いた記憶。短編集的だけれど、良く出来ていると思います。
・魔女が恋する5秒前
普通に作者の趣味。しかし、それが読みたかったという奴なので、全然良かったという感じ。絵柄も好みだったので、得した気持ちになった。
・ゆらゆらQ
雨隠ギドさんの作品、基本的に全面的に好きなんだけれど、ある側面だけそこまででもないと思っていて、その側面が出たのが、この作品という感じでした。
・おとなりに銀河
正統派ラブコメという感じ。絵柄が綺麗だし、展開やキャラクターが丁寧なので、一定の人気は出ると思う。この先の展開も外すことはないだろうな、という安心感はある。
次は終わった奴。
・チェンソーマン
一応、こっちに置くね。一時期、瞬間最大風速はマジですごかった。のだが、個人的にはクライマックスの流れには乗れず……気持ちが離れていったところで終わり、しかも、2部が始まってしまう、と。なんで? タツキ、他の作品書いた方が、絶対世界のためになるじゃん。才能を無駄に消費しないでくれ。
・金剛地さんは面倒くさい
正直、ちょっとがっかり。面白かったとは思うけれど、なんか、僕が思っていた方向とは異なっていた。全体としては良くまとまっていて、良かったと思う。
・青のフラッグ
正三角関係の作品として、ちゃんと完結した。正三角関係に異性関係が含まれた場合には、やっぱり、現状は同性の方が強いよな、というオチ。でも、そういう性別の話はちゃんと書かれていたと思う。
・アクタージュ
別の意味で終わりましたね……めちゃくちゃ盛り上がるところで終わっているので、終わってしまった。週刊連載のストレスが非人間的なのでは? みたいな話になると思っていたら、そういうことは聞かなくてちょっとかわいそう。
・私の少年
そ、そう来たか~という感じ。最終巻は演出が過多すぎて見づらさがあったけれど、普通に良かったと思う。ラストが曖昧な感じのままというのも現代的な側面があり、良いのではないでしょうか。
・水は海に向かって流れる
榊さん可愛くないですか? 知る人ぞ知る田島列島さんの新作であり、当然のように傑作。重い話なのに、そうなりすぎず、上手く話が回る。恋愛話なのに、これだけ上手い漫画がかけているの、本当にすごい。それにしても、榊さん可愛くないですか?(続唱)
長かったーと言っても、昨年よりは全然少ないね。もっと読書をします。