健全な精神は健全な身体に宿る

 元来、身体機能が弱く、正常な思考を維持できなくなるほどになることを危惧しているため、「リングフィット・アドベンチャー」を続けている。僕にとってはこの程度のことも過酷な運動に入ってしまうようで、翌日、体は悲鳴を上げるのだが、どうにもそれが心地の良い疲れとはならないのだ。

 なんというか、炎症に近いというか、体が非常にだるくなってしまう。何もやる気はしないし、いや、それはいつも通りなんだけれど、いつも以上に全てが億劫になってしまう。その結果、老人のような早さで寝ることになってしまい、老人のような早さで起きることになる。改めて文章に起こすと、健康なのか、これ? 体がだるい期間が長いから、健全とは言えないと思っていたのだが。

 どうにも体が弱いのは駄目だ。旅行も行きにくい。季節の変わり目には風邪をひく。何もいいことはない。ただ、日記を確認してみると、毎年、この時期には風邪をひいていたのだが、今年はまだだ。もしかして、通勤電車という環境がきっかけになっていたのかもしれない。無職の時も風邪ひかなかったし。……本当に害悪なのは、仕事なのでは?