ドイツ旅行(ベルリン食事編)

 旅行と言ったら、一般的には食事だろう。僕としてはそうでもないのだけれど……

 まず、ホテルで言われたこととしては、美味しい食事とドイツ料理は両立しないのだそう。そんなこともない印象だけれど。

 とにかく、畜産系の加工品が多い。ソーセージ・ベーコン・サラミ・ハムと、チーズ・ヨーグルトは二大巨頭で、スーパーでも生肉の倍ぐらいの規模で加工品が売られている。出席していた学会が用意したのも、それにパンを足してビールを持ってきた感じになる。それなりのレストランに行ったのだけれど(会社のおごりで)、伝統料理となっていたミートボールはとにかく大きく、しかし、ソースとの相性が良くて美味しかった。

 飲み物としては、ジュースやフレーバー付きの水をよく飲んでいるようだ。あと、ビール。とても安くて量がある。アイスクリームも老若男女が食べており、31アイスクリームのノリでハーゲンダッツのお店が街に点在している。

 こんな感じなのだけれど、僕たちといえば、こっちの方が落ち着くといってスーパーで買った総菜などをホテルで食べている。国内で旅行をした時もこういうパターンが多いし、僕はその方が好きなんだよね。好き勝手できて、安く、時間もかからないし。昨日までは会社が手配したホテルにいたわけだけれど、これからの半分以上は、Airbnbで手配した場所に泊まる予定だ。これは意外に使い勝手が良くて、劇的に安いわけではないのだけれど、安価に洗濯機やキッチンが使える部屋が手に入るのが大きいのだ。スーパーで買ってきた食材を料理したり、簡単なインスタント食品を加工することができる。トータルでは安くなるのでオススメの方法だ。まあ、手配ややり取りに英語を使うので、そこで体力がごっそり持っていかれる欠点はあるのだけれど……