ドイツ旅行(ネット通信編)

 ドイツはアメリカほどでないにしろ、公共や店舗のWifiがそれなりにある感じだ。ただ、アメリカとは違って、それを頼りにするのは難しいぐらいの頻度。僕のオススメとしては、プリペイドのSIMを事前に買っていく方法だ。現地にはそれなりに多くの通信会社の店舗があるが、そこでSIMを買うのは大変だろうし、どうやらチェックが大変という話も聞いたので。

 僕はOrange社のSIM、妻はWi-HOのSIMを買い、調べてみた。結論から言うと、前者は北ドイツのほとんどを網羅していたが、後者はベルリンの市内ぐらいしか使えなかった。僕たちは、主な都市として、ベルリン、ケルン、ボン、ハノーファーハーメルンブレーメン、フランクフルトに行き、衛星都市としては、ブレーマーハーフェン、オーバーヴィーゼルなどに行った。Orange社のSIMは、ICEでの移動の際、周囲に何もないところだったり、山の中だったりで通信できなくなったが、それ以外では最低でも3Gの電波は入っていた。主要都市はほとんどLTEの圏域だ。ただし、建物の中など、電波が届きにくいところでナチュラルに圏外となるのは、日本と異なる点で注意する必要がある。Wi-HOの電波は本当にベルリンの中心部分という感じで、少し外に出るとつながらなくなる。また、予想以上にひどかったのは、ベルリン以外の主要都市でつながらなかったことだ。かなり人の多い大都市(日本でいうと、京都、名古屋、新潟、青森ぐらいはある)なので、不便を強いられた。

 僕の結論としては、ドイツに行く際は、OrangeのSIMを買っておけば間違いないと思う。電話やSMSも対応していたりするし、値段も他と差はない。おすすめだ。