ドイツ旅行(宿泊編)

 いくつかの宿に泊まったので、その感想をまとめて。

 まず、ベルリン市内の四つ星ホテルに泊まった。もちろん、会社が手配したもので、僕が希望したものではない。最低限の清潔さやゴールデンベアハリボーというドイツのグミ会社が出しているグミの最も一般的な味)がウェルカム品として置いてあったことや、立地が抜群に良かったことを除けば、特になんてことはない普通のホテルといった様子で、良くも悪くもなくといったところだ。

 次にAirbnbで手配したケルン郊外のアパートの一室。ホテルよりも清潔であり、コンロもあればコーヒーメーカーもテレビもあったのだが、洗濯機がなく、近くのコインランドリーに行くことになった。ホストの人も英語が堪能で、確実に多くの日本人よりも流暢なので問題はなかった。民宿の場合、簡単な材料を近くのスーパーで買ってきて、調理ができ、食費が大幅に浮くという点が強みとなるが、人とのコミュニケーションが強制的に発生する部分に嫌気がさしているこの頃。

 次はドイツ旅行の主要目的の一つであるシェーンブルク城。最寄り駅から、自動車で行けば5分だが徒歩で行けば30分の急峻な道路を登り、古城の外観が見えてくる。コストもそれなりならば、パフォーマンスは抜群。冷蔵庫の飲み物やアルコールなどがサービスとなっていたし、日本のホテルばりのアメニティもついてきた。ロケーション自体がアミューズメントパークのようなものなので、かなり楽しい時間が過ごせた。ホテルの皆も親切で、たびたび日本人が訪れるためか、不慣れな英語にも慣れていた。

 今、ibisホテルに泊まっている。本当に必要最低限の装備しかなく、コンセントや電灯にすら限られた数しかないが、それに見合ったコストなので、コスパはよい。無駄がないので、ストレスはないかな。でも、寒い。空調が効いておらず、9月なのに冬並みの外気温と相まって、大変なことになっている。

 

 総括として、基本的にはibisのような安価なホテルに泊まるのが、やはりコスパが良いと思う。近所のスーパーで総菜を買ってくれば、食費も安く抑えられ、本当にかけたいところにコストをかけられる。しかし、一番のオススメはシェーンブルク城。一生に一度は古城に泊まってみたいと思う日本人がほとんどだと思う(偏見)し、それならば、このホテルは最適な選択肢になりえると思う。